あらすじ
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新頂社校閲部10年目、九重心(くじゅうこころ)。甘味が好きでちょっぴり不愛想な彼女は、新入社員・瑞垣(みずがき)さんの教育係を務めることに。直筆原稿の解読、作品を介した作家とのやりとり、誤植への向き合い方――文芸作品に携わる二人を通してみえるのは熱意あふれる校閲の世界。知られざる校閲者の日常と文学界のリアルなエピソード満載のお仕事マンガ、誕生。文庫描き下ろし「こいしゆうかの誤字散歩」収録。(解説・南沢奈央) ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
校閲の仕事をする九重さんを主人公にしたエッセイ的な漫画だったんですけど…校閲という仕事の奥深さやが関わる人の常人離れした凄さを目の当たりにしつつ楽しく読み終えました。この本読んだおかげで作家さんのトークイベントの質問の時に質問ネタとして面白いお話も聞き出せて満足です♪(^_^)b
Posted by ブクログ
ドラマ「校閲ガール」を観て依頼、校閲という仕事に興味をもった。
校閲ガールは原作も読み、この本はSNSで知って(マンガと知らず小説と思って)手に取ったけど、校閲ガールとはまた違う面白さがあった。
九重さんたちを通じて、自分の働き方についても少し考えさせられた。
続編も、ぜひ読みたい。
Posted by ブクログ
めちゃ面白かった!この本を読めば陰の立役者と言われる校閲の仕事が、どれだけすごいのかがわかります。実は昔に校閲の勉強をしたことがあるんですが…挫折しました。言葉の間違いを正す、調べて見て確かめるというのは生半可な気持ちではできませんでしたね…。ちゃんとした本として発売されるまでに、こんなにも校閲者の方が頑張ってくれてるんだなと思うと、本を大事にしないなという気持ちが湧いてきます。作る側にはなれなかったけど、色んな人の力で作り上げられている本を売る側で頑張ろうと思いました。
Posted by ブクログ
校閲部が舞台の、校閲をする人々を描いたマンガ。
普段から誤字脱字を見つけるのが好きなので、楽しく読めました。誤字脱字だけでない、舞台の背景や実際の史実と照らし合わせるために調べて読み進める様はとても面白く、校閲の仕事により興味が湧きました。
機会があれば、校閲の仕事をしてみたい。
読み進めると分かるこの本のタイトルの由来や、これまで知らなかった漢字の話など、ついつい読んでしまう面白い本に出会えました。続きもあるそうなので楽しみです。
Posted by ブクログ
一冊の本の裏側には、作者と同じくらい真摯に本と向き合う人がいる。
事実関係の検証や展開の不自然さにまで踏み込み、「ここまでやるのか」と思うほど正確さや整合性を追求する。
そんな校閲という影の功労者に、もっと光が当たるべきなのではないかと思った。
様々な作者から信頼され、指名されるほどの伝説の校閲者。
その仕事への思いからは、本への愛と作者への深い敬意が伝わってくる。
真摯な姿勢で向き合うことが、仕事の質をここまで高めるのだと感じた。
なかでも強く心に残ったのは、「100年残る本を作るため」という言葉。
本を読むたびにさまざまな感情を動かされてきたけれど、一冊の本に込められた価値を、作り手は読者とはまた違う視点で見つめているのだと改めて気づかされた。
手元にある一冊一冊は、作者だけでなく、校閲をはじめ多くの人の仕事によって支えられている。
そのことへの感謝を改めて抱かせてくれた作品だった。