【感想・ネタバレ】ひな菊の人生のレビュー

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Posted by ブクログ

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父はおらず母子家庭のひな菊。
そんな中、母と事故に遭い母の痛々しい死を目撃して本当に普通だったらもう悲しい辛い物語のように思うけど、この本を読んでいて辛いってことが
一切ない。ひな菊の言葉言葉がとっても良い。

死はとっても身近なこと。
だれにでも起きること。

過去を振り返れば良いことが思い浮かぶ
私は最後死ぬとき誰が想い浮かぶかな。

本当に素敵な本でした。

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2021年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目次
・崖の途中の家の夢
・居候生活
・いちぢくの匂い
・再生
・写真
・雨
・首の話

長男を妊娠していた時、直属の係長が貸してくださった『TSUGUMI』を読んで、こんなに私の生きづらさをわかってくれる作家がいるんだ、それもこんなに若い作家が、と感動しました。
でもその後彼女の書くエッセイをいくつか読んで、ものすごくオープンなようで実はすごく人の好き嫌いの烈しい人だなと言うのがわかり、好きなもの好きな人に囲まれた生活は、彼女の成長を妨げたのでは?なんて思うほど、彼女の作品が色あせてしまいました。

好きな作品もあるんですよ。
『デッドエンドの思い出』とか。

でもこれは、いまいち。
親と死別した子ども、恋愛とは違う異性のやさしさ、スピリチュアル的な気付き。
彼女の得意のパターンだな。

こんなに周囲の人に大切にされて、自立していると言いながらの居候生活で、何が人生?って思う。
おじさんやおばさんと距離を取りながらも、手の届くところに居続ける。
彼女の人生は、まだまだこれからではないのだろうか。

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

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ひな菊という主人公と幼い頃に仲がよかったダリアという女の子の話。
母子家庭に生まれたひな菊はある日母親を交通事故で亡くしてしまう。
その後母の妹の家庭に世話になるものの、必要以上に打ち解けず、他人にあまり心を許す事をしなくなった。
そんな中、近くに住む同じ年頃のダリアとどんなときもどんなことでも心を許し、打ち解けることが出来た。

成長するとダリアの母親が再婚し、ブラジルに移住したしまうため、ダリアとも離ればなれになってしまったが、時たま見る夢でダリアと会い、子どもの頃の心を取り戻すことが、唯一の癒しであった。

そんななか、廃墟の様な暗い家にいる夢をみるようになり、ダリアが死んだ事を感じ取ってしまうのであった。

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2012年07月26日

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