あらすじ
「ほんとうに大切なことは、いつも“旅”のなかにあった」
ネイティブ・アメリカンたちが歩んできた聖なる道を知るとき、太古より私たちの体の中を流れてきたネイティブ(地球とつながる)スピリットが目を覚ます。
長年にわたってアメリカ先住民族とその精神世界に触れてきた著者が、一人のメディスンマン“ローリング・サンダー”との出会いから真実を求めはじめ、
彼らに共通したものの見方、大地に深く呼応した生き方を、彼ら自身の言葉を交えて体系的に説明していく名作を電子化。
(あとがきより)
この本の二ページ目に、一つの「部族紋」が型押しに印刷されている。これはローリング・サンダーの紋、シールドマークであると同時に、世界中の「真実を求める者」に与えられたものである。彼はそうした人々のことをサンダー・ピープルと呼んでいた。雷は私たちの国でも古来より「神鳴り」といわれるようにたいへんに霊的なものと認識されるが、これは、私の直感によれば、雷を自分たちのトーテムとする「ほんとうのことを求める一族」が、ここにもかつて遠い過去に(未来に?)いたということを表わしている(中略)この本を、縄文人としてしか私たちが知らないヒトビトの透明で優しい精神と、ルーツを失ってしまったすべての“日本人”のハートに捧げる。願わくば偉大なる精霊があなたの心に夜明けをもたらさんことを!
(ローリング・サンダーからのメッセージ)
母なる国がほろびる前に
お前の兄弟姉妹たちが滅亡する前に
しなければならないことがたくさんある。
これは全世界のあらゆる国に共通のことだ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いつもお世話になっている、北山耕平さんの本です。様々な科学技術の進展の陰で、それまで人々が持っていた、素敵な感性は、どうして失われて行くのだろう。不思議でした。空を目に焼き付ける事、夕日を見る事、星々の声を聞く事、海の波間の歌を聞く事。。何故、それらを捨てて、人は進むのだろう。ずっと、そんな事を僕は想っていました。
北山さんの、この本で紹介されている生き方は、とても素朴でありながら、豊かな在り方が描かれています。大地と共に、風と共に、空と共に生きる事。次世代の子供達に、それを伝えて行く事。とても大切な事です。
余談ですが、ビジョンクエストについての記述も面白かったです。僕自身、ビジョンクエストをイニシエーションとして、通過した時期がありました。その経験の前と後ろでは、人生の意味が全く変わってしまった。新しい名前や新しい役割、新しい歌を、その時、大地からいただきました。
まるで、カルロス・カスタネダの様な経験をした後は、町を行き交う、人々だけでなく、毛皮で包まれた、4足の人と友達になったり、鳥の人達と友達になったり、それは財産になっています。
人と、僕らを育ててくれている、大地の母との関係を見直す為にも、とても大切な本と想います。
いつか人が、もっと優しくなる日が来ますように。