【感想・ネタバレ】あんたはだいじょうぶのレビュー

あらすじ

1歳になる前から、みち代は、
ご飯を食べるのも居眠りをするのも、
父の足の上だった。

足芸をする曲芸一座の流転ーー。
『芥川賞落選小説集』『おにたろかっぱ』の著者による
人間のおかしみと切なさが胸を衝く、傑作小説。

鉄熊みち代は、足芸をする曲芸一座の家に生まれた。
3歳でアメリカ巡業に出るが、6歳で父と生き別れ、18歳で母を喪う。
第二次世界大戦中は日本人を収容するマンザナー強制収容所で過ごし、
終戦後はホテルのメイドとして働いていたが、
ある日、ピストルの流れ弾にあたって天啓を受け
「あんたはだいじょうぶ」と唱えながら街角で足芸をはじめることに……。

失ってばかりだが わたしたちには心臓がある
足がある タライがある 樽がある
三味線があって りんごの木箱がある

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Posted by ブクログ

ネタバレ

足芸一座、鉄熊みち代の人生は魅力的だ。
本当に実在した人をモデルにして物語を膨らませたのか、昭和の時代を駆け抜ける。
なにやら小沢昭一や野坂昭如なる人も(名前は違っているけど)登場して、リアリティが増す。

父との再会、父の対応があっぱれ、大きさを知る。
日本に来てよかった。
あんたはだいじょうぶ、読後に響く。

0
2026年05月19日

Posted by ブクログ

ユニークで波乱万丈の人生を送ったみち代。フィクションだろうけど、こういう人が居てもおかしくないと思いながら楽しく読めた。「紙飛行機」も、変わった星の住人達に感心した。

0
2026年05月10日

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