あらすじ
群れから排除されたり、親密な居場所を作ろうとして消耗したり……著者自身、人生で孤独の感覚を何度も味わってきたという。本書では内なる孤独を掘り下げるヒントを整理しながら、この社会がいかなる孤独を生み出しているのかを考察。見た目の不安が「努力不足」と見なされる風潮、性格ごとの孤独対策、不当に恥ずかしいものとされる承認欲求など、さまざまな角度から孤独の正体に迫る。 ●ソロ充とソロ活 ●「見た目」不安と社交恐怖 ●ニューロダイバーシティ(神経多様性)を知っていますか ●自分を閉ざすと人間関係を築きにくい ●「本当の友達」よりも「それなりのつながり」を ●「性格がいい」とはどういうことか ●「恋愛以外のつながり」を探すディズニー&ピクサー 「私たちはいまだに、『群れ』との適切な距離感を把握しきれていません。人類がこれだけ繁栄し、あるいは人生をこれだけ生きてきたのに、ひとりぼっちはさびしく、かといって群れに対しても腹が立って仕方がない。生まれてこの方、止むことのない『孤独』、その正体に少しでも近づくべく、多角的な視座を共有すること。それが本書の目的です。」(「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
「なぜ人は、群れるのが嫌なのにさびしくなるのか」という帯のキャッチにひかれて読む。
孤独と孤立は違う。孤独もいいものだ、という言説もあるけれどほんとうにそうか。人はなんらかの関わりがないと生きていけないのではないか。
自己開示、苦手だなー。
Posted by ブクログ
豊富な挿絵とともに中高生にも分かりやすい語り口で書かれたエッセイ。
コロナ禍における「趣味とストレス」の関係について。
趣味が多い人ならストレスを溜めずに過ごせたのかといえば、必ずしもそうではない。
一見、インドアな趣味を持つ内向型の人は自粛生活に強いと思われがちだが、実際にはそうした人ほど高いストレス反応を示していた。
「ストレスへの感受性や性格など、もともと傷つきやすい人ほど内向型趣味を持っており、そうした人はコロナ禍でもしんどい思いをしやすかった」
他、記憶に残った箇所をメモ。
・孤立と孤独の違い
・ニューロダイバーシティ
・オンライン脱抑制には良性的なものと有毒的なものがある
・性愛規範性を基礎とする結婚制度はさまざまな差別を肯定してきた
手軽に読めるボリュームなので、「読んで損はない」と思える一冊だった。