【感想・ネタバレ】東京カラス 2のレビュー

あらすじ

都市伝説に挑む女子高生・大島田満子が率いる「都市伝説研究会」。ただし、そのメンバーは、正真正銘の人面犬と本物のカラス女という、まさに異種混合タッグ。さらに、満子は「何もみえず何も感じない」という霊的能力ゼロのボンクラ娘。持ち前のハッタリと強引さで、都市伝説を次々と暴く日々だが…いよいよ、満子と因縁浅からぬ、大島田家の養子・クリスティーヌ春子との直接対決の機会が到来! 「夜な夜な鳴り響くピアノ」を前に都市伝説バスターたちの意地がぶつかり合う! 容姿も品格も性格も乳もすべて上位と思われる春子に対し満子はどう立ち向かう!!?? さらに「都市伝説研究会」を巡る、新キャラも続々登場。

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Posted by ブクログ

 現代に蔓延る都市伝説をバタバタしながら解決する大島田満子率いる都市伝説研究会の面々。今巻は新キャラと満子と巴の過去も少し明かされたりしました。

 貧乳VS巨乳。貧しい者は心も荒むと言わんばかりに満子は今回も宮下先生お得意の万年生理不順っぷりを見せつけます。それに対するはプロモーション抜群、性格も良しと満子の下僕である滝川も認めるヒロイン性を持っているクリスティーヌ春子。やっぱ貧乳と闘うのは巨乳と相場は決まっているんですうん。圧倒的に春子優位ですが、、生理不順キャラは弱みを見せるときは最萌ですから、満子の巴との過去で何があったのか知った時良い赤面顔見せてくれそうで楽しみです。

 そこはかとなくリアルに。都市伝説は数多ありますが、その都市伝説が生きていたとして習性はどのようなものなのか、今巻ではそれが現実となっています。鳥人間井黒巴の生活っぷりはまさにカラスそのもの。メシの取り方から排泄の仕方まで鳥と妙にリアルに描写します。人外は人外でも都合のいい人間にしないのが面白いです。天狗とかカラス擬人化は頭のいい描写にする作品が多い中、バカ鳥のままにしとくのは個人的に嬉しい。

 人面瘡やテケテケの話みたいなバカしながら本筋を少し絡めていく今作品の進みようには大変満足しています。滝川がなぜ人面犬になったのかという話もいつやってくれるのか楽しみだな。あと生理不順キャラという定義付けはセクハラに当たるかどうかだな。

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2013年06月26日

Posted by ブクログ

実家が出てきてからますます話が広がって今後も楽しみ。霊能力無しで霊現象を解決するというのは最近の流行りなのか、ただ単に私が読んでいる小説と設定が重なっているだけなのか。どちらも面白いので良し

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2013年12月21日

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