あらすじ
この本には、年齢や留学経験の有無、学生時代に英語が得意だったかどうか、
そして日常で英語を使う機会があるかどうかに関係なく、ごく短期間のうちに英語をマスターする方法が書いてあります。
そんな方法あるわけないと思われるかもしれません。
しかし、実際にこの勉強法のおかげで、普通の主婦だった著者は30歳から独学で勉強を始め、
短期間でTOEIC980点、英検1級を取得しました。
しかも、他の外国語にも応用することで、5年間で英語を含む9か国語をマスターし、多言語翻訳者として独立するに至っています。
では、そんな夢のような英語勉強法とはどんなものなのか?
それは、「動詞」について徹底的に勉強する、というものです。
そもそも英語というのは、動詞を中心にして成り立っている言語です。
そのため、アウトプットするときは常に「動詞に何を使うか」を最初に決める必要があります。
逆に言うと、動詞を先に決めることができるようになれば、英語の「話す」「書く」「読む」「聞く」は簡単になります。
だから、動詞を先に決められるようになるのが英語の上達には欠かせません。
そして、それを可能にする方法が、「動詞」について徹底的に勉強することなのです。
あなたも英語の勉強はしたいけれど、「今から始めて身につくのだろうか?」や「忙しくて勉強する時間がない」
「どんな勉強をすればいいのかわからない」といった悩みを抱えているのではありませんか?
もしそうであるなら、ぜひともこの本を読んでください。そうすれば、短期間で英語ができるようになるでしょう。
*目次より
○日本人だけが抱えている致命的な「弱点」とは?
○英語ができないのは勉強不足のせいじゃない
○使える動詞が増えると英語は急に簡単になる
○じつは語学書の内容は動詞が八割も占めている
○【Do howアプローチ(1)】動詞に色をつけると、英文がどんどん読める
○【Do whatアプローチ(6)】一番の近道はネイティブに添削してもらうこと
○あなたも今すぐマルチリンガルになれる
○本当に「英語ができる人」になるには
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Posted by ブクログ
動詞だけに動詞は覚えないとどうしようもない。そんな動詞にフォーカスしたのが今回の本だ。30歳から独学で、TOEIC980点、英検1級を取り、5年間で9か国語をマスターして翻訳者として活躍中という、 まさに「私が証明です」という方が書いた。ちなみに一部の方から「語学魔女」と呼ばれていると書かれている。
動詞が出てこないとその周辺が決まらないという事態になると書かれていて、今まで気づかなかった。確かに、動詞を書いたり、言ったりするのにどれがいいのか迷ったこと数知れず。なんでも何とかイズ何とかでも通じないことはないが、ボキャ貧だとおもれる可能性が高い。This is a penなどと言って受けるのは荒井注ぐらいだからなあ。
日本語は、英語などのヨーロッパ言語に比べると時制を意識しなくて済むだけに、英語やフランス語になると日本語に引きずられて動詞の時制を決めてしまうことがある。だからと言って、英語でものを考えることを目指すのはよくないとある。日本語と英語の文章を読んで違いを認識して音読や筆写を通じて違いを体にしみこませるのが重要とある。
動詞を意識するのによい方法の一つとして動詞に蛍光ペン、赤鉛筆など目立つものを使ってマークするなり塗るなりしてどんな動詞が使われているか意識するのに役立つとある。
著者もおっしゃっているが英語のみならず他の外国語学習にも有効と書かれている。早速、NHKのビジネス英語とNHKラジオフランス講座のテキストで蛍光ペンを使って動詞をチェックしてみた。書いたり話したりする際に、動詞を意識しているのといないのとでは大違いだなと実感した今日この頃だ。
Posted by ブクログ
英作文の課題に取り組んでいたら、「どうも◯◯ is 〜みたいな文章ばかりかくなあ」と指摘され、勧められた本なので読んだ。
なるほどね!確かに動詞を最初に考えて、主語や他を考えることは思い浮かばなかった。日本語が動詞に弱い言語だったなんて気づかなかった。
そして動詞を意識すると英文もずいぶん読みやすくなった。