あらすじ
日本人には塩が足りない!
~ミネラルバランスと心身の健康~
最近、日本人の元気がなくなったと思われませんか?
そして、あなた自身の心身の健康は?
疲れやすい、風邪をひきやすい、やる気が出ない……そんな方は一度、「塩不足」を疑ってみてはいかがでしょうか?
最近は、何でも「減塩、減塩」という風潮です。お年寄りは一番に「塩分に気をつけなさい」といわれます。
でも、本来当たり前のことですが、塩気がないと人間は元気が出ません。
通説となっている「高血圧の原因は塩」ということも、現在では否定するお医者さんがたくさいんいます。本書にも、「現代日本人はむしろ“塩不足”で健康障害を起こしている」と医師がコメントを寄せています。「塩をとるほど長生きする」という最新研究も紹介されています。
このように本書は、今までの健康常識を根底から覆す内容になっています。そして、単なる化学塩(NaCl)ではなく、海水からつくられミネラルバランスのとれた自然塩をとることが大切だと主張しています。それにより、健康と元気を取り戻す道筋を示しているのです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
塩はとりすぎたらだめと教え込まれてきた私はこのタイトルを見たとき、
どういうこと?と驚いてすぐ読みたくなりました。
とってもわかりやすい文章であっというまに読めました。
塩の種類、塩と現代病の関係、塩と社会現象の関係など、
塩を必要以上に減らしすぎる事によって、
様々な問題が発生するという事にショックを受けました。
確かにと納得できる話の数々でした。
この本はお借りしていたものだったのですぐに2冊注文しました。
ぜったいみんなに読んでもらわないと!
そう思って。
特別な病気でない人は、自分の舌が許す範囲で自然塩をしっかり食べるべきなのです。
何で減塩が流行ってるんだっけ?
私も減塩には疑問を感じている。
その理由は、実体験から。
体質の問題もあるが、もともと菓子類をあまり口にせず、
飲み物はミネラルウォーターがメインで朝にはコーヒーを飲む。
スポーツドリンクは甘くて苦手なのであまり飲まない。
減塩に励む人には理想的かもしれないが、
よく分からない体調不良を起こしやすい。不定愁訴だ。
このとき、何らかの薬を飲むよりも
塩を時々なめるようにすると回復することが多い。
特に夏場は塩を摂取せねば低ナトリウム血症から脱水症状を起こしやすい。
でもこんな私にも同調圧力のように病院その他で減塩を言われる。
そして残念ながら
減塩を推奨する根拠を、この本以外で見たことがない。
なぜ減塩が必要か、医者も役人も一般人も検証が必要だ。
1953年
ネズミを使った「実験」
人間に換算して200g/日を与えて10匹中4匹が高血圧
※こんなに極端な条件でも半分以上は高血圧にならない
1960年
日本人を対象にして「調査」
東北と南日本で比較し、東北の方が塩分摂取量が多く高血圧症が多い
※地域差その他の条件は考慮されていない
みんなが減塩て言っているから減塩する、
という風潮は良くないと思う。
少なくとも医者は職務上、厚生労働省の指針に対して裏を取るべきだ。
今流行りの減塩には根拠が示されていない。
Posted by ブクログ
海の精の社長が語る、塩の重要性。宣伝にならないよう注意して書いているところに好感がもてる。これを読み、最近、アトピーが増えているのは、塩が悪くなったことであることを確信した。昭和46年、塩田が禁止され、イオン交換膜法による塩化ナトリウムだけの塩しか手に入らなくなった。従来は、塩田で作られていたミネラルたっぷりの塩が食べられなくなったということだ。日本人の健康にとって、これほど影響のある事柄はなかったと個人的に思う。純塩化ナトリウムの塩のために、減塩を強いられれ、減塩したために、味がなくなり、化学調味料で味を補わざるを得なくなった。これが、今日の日本人の健康を形作るひどい基礎となったことは間違いない。昭和46年以降子供時代を育ってきた世代は、軒並みアレルギーに苦しんでいる。これまで、なぜここまで急にひどくなってきたのかわからなかったが、今こそ断言できる。「塩」が問題であったのだと。
Posted by ブクログ
本当はどっちなんだろうね。どっちにしてもその信者にはなったらダメ。そもそも健康に生きることはすべて自分の身体に係わる事であり人がとやかく言う事ではないもんね。
ただ、参考程度にとらえることで自分の頭のなかを発展的に広げられれば内容はどっちでもよい訳で最終的には結果主義というのが一番正しいという事になってしまう。
そうそう、この作者はそもそも塩を販売する側だから。話に矛盾があった個所があったような気が。
日本は世界でも長寿大国他国より塩の摂取量が多い
この一文の考証が必要。
イオン交換膜法 ×
良い塩は 海水だけを直接の原料として、伝統的な天日・平釜法で製塩したもの。 = 自然海塩
純度は4~78~12%
ソルトリキッド(10%塩液)
自然海塩 20g
水 180㏄
Posted by ブクログ
塩の取り過ぎもいけないが、取り無さ杉もいけないらしい。
詳しい理由も細かく書いてあり、わかり易い内容。
所謂、養生訓のような感じで、何事もほどほどというのが正解らしい、今では常識のような感じだが、結構わかっていない人が多いんだよね、そこまで良いことを言っている本でもないが、まぁ健康に気を使っている人としては一読の価値あり、養生訓を読んでいたら読まなくてもいいかも。
一つに、問題なのは食べる量であって、まずは食べる量を程々にすると一番バランスが良いと思う。
あとは食の偏りを直していけば良いが、ココは個人の間で努力が必要だろう。
なによりも
何事もほどほどにが一番であって、今の減塩ブームで塩を極端に減らしている人々が居るが、その結果は数年後に顕になると思うし、これで低血圧症の人が増えるなら塩の影響もあるだろうし、今の減塩ブームの数年後の未来に全てが明らかになるであろう、明日も生きる理由ができた。
内容としては
1-4章はほとんど説明と論文等々の解説・塩の大切さ等々で、まとめると養生訓、ちなみに塩不足での症状もこの間の章で書いてある。
5章でやっとこの本にしか無いであろう塩の選び方についての説明がある。
5章はタメになったと思うし、そのような塩を試してみたいと思った。
一度塩選びに慎重になってみようという気になった。
Posted by ブクログ
減塩運動を推奨している日本の西洋医学会には承諾しかねる話しかもしれない。しかし、自然療法の大抵は塩をビックリするくらいメニュに付される。日本の塩が専売公社に占領された事で日本人の健康被害が拡大したと言えるかもしれない。減塩とは、純化塩に限っての事だと。しかし、にがりの害というものも存在しているので、良い塩となると選択肢は藻塩となるだろうか?この本には書いてないけど☆塩が足りないと先頭意欲が湧かないので、兵士にはたくさんの塩分を与えるのは昔からのトップの作戦。中国などは戦争から帰った兵士には減塩の食事を与えて、反乱を起こす気力を無くさせるという事もやっている。だから塩は、戦争に駆り出されなくても、平時の運動や夏の暑さで体内ミネラルが低下したら補充しなければならないのです。それには、人間の体液とバランス酷似した海の水からできた塩を摂るのが一番効率がいいのです。海水を4分の1に薄めると輸血の代わりに使えるので、戦場では多いに利用されたし、リンゲル氏液で心臓切開手術もやり終えた例も多数あるという。なので拒絶の心配のある輸血より、塩水の方が安心で術後の不具合も無いからイイ事ずづくめなのです。(もちろん量は際限あるでしょうが)最近の日本人は覇気がない若者で溢れている気がするのは、陰性食材の甘いものや果物、寿司や油物が主食となっているからだろうか?陽性食材の塩をもう少し摂らないと、パワーが出ないというもんだ。
Posted by ブクログ
①塩は本当に体に悪いのか?
・1953年米国でのネズミ実験は、塩分濃度を20倍にして実験4/10が高血圧になった
・1960年、東北地方で高血圧の傾向での実験でも、極端な量で意図的に証明しようとしている
②どうやって塩を摂取するのがよいか?
・Naの過剰摂取はよくないので、自然塩を摂る
・国内の自然塩がお勧め
・味噌は自然園を原料に使用しているものでなければ、にがりをみそ汁に入れる
③塩の効用
・体温アップ
・胃腸を整える
・気力アップ
・骨を強くする
・便秘改善
・塩歯磨きでしゃきっとする
④気づき
・動物性食品はNaが多い
・植物性はKが多い
・長寿国日本は塩の摂取量が多い
・汗を書いたら水分+塩