【感想・ネタバレ】手から心へ 辰巳芳子のおくりもののレビュー

あらすじ

渇いた心へ、いのちのしずく

ドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』(2012年11月公開)は、辰巳芳子の台所仕事や「いのちのスープ」を縁とした活動や出会いに密着し、1年以上かけて撮影された。監督である著者が、映画では伝えきれなかった料理家・辰巳芳子の魅力を紹介する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ドキュメンタリー映画「天のしずく」の補足的な感じで作られた本でした。
映画も見て良かった~!って思ったけど,この本も読んで良かった!

映画をなぞるだけの本なのかと思っていたら,映画には入りきらなかった辰巳さんのお話や出来事がたくさん書かれてありました。

中でも気になったのは,シェーンハイマーの動的平衡という学説。
「人は何故食べなくてはならないか」を科学的に解明したものです。
シェーンハイマーさんは,食べたものが体のどこに行ってどう変化するかを追跡したところ,
なんと!生き物は常に食べ物を分子レベルにまで分解して体中に供給し,古いものは壊れて排泄される。つまり,人の身体は,数日間のうちに入れ替わっていて,「実体」と呼べるものは何もなく,あるのは「流れ」だけ。
というもの。

何となくはわかっていたようなものの…エネルギー供給しては常に中身を入れ替えながら動いてるなんて…改めて,生き物ってすごい~(@o@)

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2014年03月27日

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