【感想・ネタバレ】特捜取調室―『国家の罠』20年目の再対決―のレビュー

あらすじ

鈴木宗男事件に連座して逮捕された外務省職員・佐藤優氏と、その取り調べを担当した特捜検事・西村尚芳氏。「尊敬すべき敵」として対峙した二人が、プレサンス事件や大川原化工機事件などを題材に、検察や特捜の在り方について徹底的に議論し、今だから語れる「国策捜査」の真実を明かす。検察への見方が一変する一冊。

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Posted by ブクログ

勿論対談本でノンフィクションなのだが、どんな検察小説・政治小説よりも数段面白い傑作対談。博覧強記の知の巨人・佐藤氏が元官僚の矜持で国益をうたい、東京地検刑事部長までつとめた現弁護士の西村氏が元検事の矜持で公益とフェアの大事さをうたい、相反する彼岸ながら、その人格の核となる部分が共鳴することにより、相手への尊重と友情に近い関係性にまで昇華していることが犇々と伝わる。本作を読むにあたり、佐藤氏の「国家の罠」を読んでおくことはマスト。これ以上はないのではと思わせる対談本の極致。。

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2026年06月09日

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