あらすじ
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人気シリーズ「乙女の本棚」第53弾は、文豪・国木田独歩×イラストレーター・しまざきジョゼのコラボレーション!
エッセイとしても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
秋ならば林のうちより起こる音、冬ならば林のかなた遠く響く音。
生活と自然が共存する、物語を内包した土地「武蔵野」。その中をあてもなく歩き、書き留めた名随筆。
国木田独歩の名作が、叙情的なイラストを得意とし、本シリーズでは太宰治『きりぎりす』を担当するイラストレーター・しまざきジョゼによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
国木田独歩文学忌 独歩忌
浪漫主義の独歩の詩的散文。
武蔵野の自然と風物を綴る。
国木田独歩の 「僕が武蔵野の大好きなところ♡」
ただ読んでいて思うのは、独歩の
“武蔵野”とは結局どこなのか、ということ。
独歩の描く武蔵野は、現在の武蔵野市のような限定的な場所ではなく、
想像していたよりずっと広い。
雑木林、草原、村落、畑
東京西部から埼玉南部にかけての、まだ都市化される以前の広大な土地の気配があります。
武蔵野という地名(なのかな?)は 古今和歌集にも歌われているものがあり
今も昔も 広い草原と林のイメージ。
独歩は、その古典的な武蔵野を、
明治の現実の散策として歩きます。
とはいえ、
作品としてはストーリーがあるわけではないのです。ただ武蔵野を歩き、美しいと思ったものを美しいと言葉にしていく。
独歩の自然賛美の文章力には敬意を表するけれど、物語を追いたい私には、少し窮屈にも感じる作品でした。
イラストは しまざきジョゼさん。
どこか懐かしい山村農村の風景も堪能いたしました。
Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズの一冊。
「武蔵野」とはまたずいぶんと地味な作品をセレクトしたものだ。これといって特別なことが起きないこの作品を、乙女は読み通すのだろうか? 渋谷とか世田谷のかつての風景を興味深く味わうだろうか? イラストは内容に合っていて心地よいのだが。