【感想・ネタバレ】彼女のしあわせのレビュー

あらすじ

長女・征子(せいこ)は百貨店の幹部社員。独りで生きると決めてマンションを購入した。次女・月子(つきこ)は専業主婦。幼い娘を放り出しブログの世界に逃避している。三女・凪子(なぎこ)は姉たちにも告げていない体の秘密を抱えたまま結婚した。母・佐喜子(さきこ)は夫と姑への我慢が限界に達し、ついに家出をする。3人姉妹と母親、それぞれの傷を抱えて生きる4人の女性の哀しみを包み込む物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

三姉妹とその母親の、それぞれのしあわせについての話

本当に欲しいものは手に入らない。
ドキッとするような言葉から始まるのは、実に穏やかでありふれた『彼女』たちの話。そこそこ満たされていて、でもどこか満たされない欠落を抱えている。その匙加減がとてもリアルだし身近に感じた。

衝撃的な波乱はないし、何もかも解決!というスカッとしたラストも迎えない。第四章を読んでからの第五章では、「いや離婚しないんかーい!」と思いっきりずっこけた。
でも書き下ろしの『月子ちゃんへ』まで読んだら、そういうモヤモヤも含めて、冒頭の「本当に欲しいものは手に入らない」に全て繋がるのだなと思った。

種類は違うけど自分自身も「こんなはずじゃなかった」とモヤモヤすることがあり、たまに落ち込んでしまうこともあるのだけど、これからはその葛藤ももう少し受け入れられるような気がしてきた。
本当に欲しいものは手に入らない。
そう唱えて、これからも進んでいきたい。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*長女・征子は百貨店の幹部社員。独りで生きると決めてマンションを購入した。次女・月子は専業主婦。幼い娘を放り出しブログの世界に逃避している。三女・凪子は姉たちにも告げていない体の秘密を抱えたまま結婚した。母・佐喜子は夫と姑への我慢が限界に達し、ついに家出をする。それぞれの傷を抱えて生きる四人の女性の哀しみを包み込む物語*

「本当に欲しいものは手に入らない。それが人生なんです」。女性なら誰でも一度は感じる葛藤や悩みがリアルに描かれ、とにかく巧い。これを読んだ年齢によって、共感出来る人物が変わるだろうな。

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2015年05月08日

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