【感想・ネタバレ】あるいていこう（２）のレビュー

上田美和

毎日毎日なにかが起こる。なにかが変わる。イケ、中1の夏――始まる小さな大冒険! 中学生になって、はじめての夏休みまであと少し――。マンガ家になりたいイケは、作品を1本描き上げて投稿しようと燃えるけれど、父親の猛反対にあって……。おだやかな田園風景を舞台に、上田美和が、中学1年生の瞳に映るかけがえのない日々を繊細に描くエバーグリーン・ストーリー!!

[ブクログ · ★★★★☆]

中学生の頃の将来への悩みや恋愛について、すごく丁寧に自然に描かれている作品だと思う。
さすが色んな作品を今まで書いてきた作家さん。
無理な感じがどこにもなく、自然と物語が流れていく感じ。
次巻でラストと言うことで勿体ない気もする。

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトルとか表紙があんまり印象に残らないので、毎回積読になっちゃうんですけど、読むとなんかジーンってしちゃうんですよね。

今回はイケの父の行動には腹立ちました。うちも大量の漫画や本があって、「捨てろ」とか「売ってこい」「処分しろ」とは言われたことはあるけど、実際にあんなことはされませんでした。本を燃やす人は最低です。

花火大会の話も昔を思い出しました。
うちは自転車じゃないと行けない神社で花火大会があったから、浴衣は着たことないけど、みんなで行ったの楽しかったなあ。

田舎のお祭りの風景って、都会のとは違うんですよね。
人混みの量っていうか・・・。
懐かしくなりました。