あらすじ
タリマレイの王女イルアラに、隣国の王子との見合い話がもちあがる。「見合いなんて絶対におことわりよ!」と憤慨するイルアラだが、彼女の護衛(ボディガード)である鳥の神の息子エンハスは、心配でしかたがない。一方、突然現れた翼ある美女に「エンハスを私達の国(ラロヘンガ)に返して」と頼まれたイルアラは、激しく動揺してしまい……。さらにタリマレイを夜な夜な、謎の獣が襲うようになって!? ビーンズ小説大賞受賞作、待望の第2弾!!
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Posted by ブクログ
このお話の世界観にも慣れてきて、面白くなりました。
相変わらず、イルアラは鈍感過ぎて、エンハスはかわいそうな感じです(^^ゞ
イルアラからもらった月契を首にずっと付けていたのに、周りにからかわれて、イルアラから「意味はない」って言われて、落ち込むエンハスの気持ちがちょっと切ない。。。
今回、隣の国の王子スラトとの見合い話が持ち上がりますが、その王子が名前を伏せてイルアラと仲良くなっている様子を見て、イライラするエンハスとか、王子にイルアラを自分のもののように言われて、つい感情のままイルアラにキスしようとしてしまったエンハスとか、エンハス側の気持ちはよーーく分かるんですけど、イルアラが自分の気持ちに気付くのはいつなんでしょうね?
前巻で出てきた、バラーバルのシーハン王もいい味出してますし、妹姫のタリアとハヴィールもなんだか、この先の展開が期待できそうですし、このお話は脇のキャラも魅力的です。
次巻も期待してます。