【感想・ネタバレ】素足のメテオライト 5巻のレビュー

あらすじ

神を顕現させてしまった普通愛好青年・有介と、「神」ダルミルとの物語…。新たな神、脅威の来襲、自らの過去。すべてを乗り越えた人と神が辿り着く未来は――…!? 人と神を巡る日常破壊系サイエンス・ファンタジー、これにて閉幕!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

じゃあ神様なんて来なければよかった?
呼ばれたからってどうして来たの?
……そういうことじゃないんだろうねえ。

神様なんてきれいな存在に頼ってはいけない、と
じゃあどーすればいーんだよ!と
自分で考えて自分で行動しなければならない、と
最初から分かっていたはずなのに考えたくない方向へ
自分で進んでいかなければならないと……つらい、苦しい。

自分の力ではない力で願いを叶えても、
それはほんとうの自分の願いではないんでしょう。

ひさびさにぐるぐると考え込みながら読んだ本だったよ。
ありがとうね、神様たち。

0
2014年09月09日

Posted by ブクログ

普通こそが「普通」だと思っている少年の内に秘められた、歪んだ過去。
神様を独自の定義で語ってきた物語もこれで終焉。もっと読みたかった感もあるけど、最終巻としてうまくテンポよく纏められているので満足。
神様を必要とした者たちが、神をも必要としなくなるまでの成長の物語。泣けます。

0
2012年11月27日

「少年マンガ」ランキング