あらすじ
神を顕現させてしまった普通愛好青年・有介と、「神」ダルミルとの物語…。新たな神、脅威の来襲、自らの過去。すべてを乗り越えた人と神が辿り着く未来は――…!? 人と神を巡る日常破壊系サイエンス・ファンタジー、これにて閉幕!!
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Posted by ブクログ
じゃあ神様なんて来なければよかった?
呼ばれたからってどうして来たの?
……そういうことじゃないんだろうねえ。
神様なんてきれいな存在に頼ってはいけない、と
じゃあどーすればいーんだよ!と
自分で考えて自分で行動しなければならない、と
最初から分かっていたはずなのに考えたくない方向へ
自分で進んでいかなければならないと……つらい、苦しい。
自分の力ではない力で願いを叶えても、
それはほんとうの自分の願いではないんでしょう。
ひさびさにぐるぐると考え込みながら読んだ本だったよ。
ありがとうね、神様たち。