あらすじ
虚無感、自己嫌悪、時間を無駄にしてしまったという後悔――。
やめたいのに、なぜかやめられない。
心当たりがあるなら、それはあなただけの問題ではありません。
(「はじめに」より)
今は人類史上、もっとも簡単にアダルトコンテンツが観られる時代である。スマートフォンの登場でその傾向は加速し、人はいつでもどこでもインターネットポルノを見ることができるようになってしまった。YouTubeの次に見られている動画コンテンツが、実はアダルト動画だという統計もある。そして何が起こったか? 深刻な、多くの男性のポルノ依存である。本書では「改善率9割」を誇る現役牧師にしてポルノ依存症専門カウンセラーが実践してきた「ポルノ依存症から3ヶ月で無理なく抜け出す」ためのプログラムを、書籍として初公開!依存の背景や「やめ続ける」ために必要なこととともに解説する。
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Posted by ブクログ
タイトルが"強い"ワードで書かれていますが、読んでみて「なるほど」と思わされる内容で、ポルノ依存症についてだけでなくスマホ依存症についても書かれていて、とても有用だと思いました。
現代はスマホでインターネットにどこでもいつでも繋がることができてしまう時代。すぐに新しい情報、過激な情報にアクセスできてしまうため、ドーパミンが過剰に分泌されてしまい疲れてしまう社会です。
ドーパミンを健全に、適度に分泌する生活(健康な運動や趣味)、そして睡眠がいかに大切かが書かれています。
当たり前にも見えますが、多くの方がこれが出来なくて悩んでいるのではないでしょうか。それを取り入れるためのノウハウが書かれています。
著者は"ともみん"こと石川牧師(牧仕)で、数多くの方の悩みを聞いてきただけあり、傾聴してきたからこその気づきがこの本につながったのだと思います。
人が人に悩みを相談できることの大切さも感じました。依存(addiction)の反対はつながり(connection)であると著者が言うように、社会の中で繋がりが薄れてしまうと依存に陥りやすい側面がありそうです。
また、デジタルネイティブである現代の子どもたちが、どのようにこのドーパミン優位な情報社会で守られるようにするか、考えていくのは大人の責任だとも思いました。スマホやタブレット、ゲーム機が身近な子どもたちを守るのは大人の役割。子供達と一緒に考えていき、悩みを相談できる関係を構築する大切さも学びました。
本書では具体的な依存対策が細かく書かれていて参考になります。物理的にスマホを隔離する方法からフィルターする方法、また子どもとの性教育について考えるための参考サイトなども紹介しています。
文章は難しくなく、とても読みやすかったです。
意外にも日本ではあまりないタイプの本とのことで貴重な読書経験でした。