あらすじ
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自治体Webサイトが初めてわかった!使いやすく、より早くより効果的に利用者の声を取り入れられる、ユニバーサルメニュー入門の決定版。
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Posted by ブクログ
NPO団体アスコエが地方自治体のホームページを市民目線から評価し、なぜ使いにくいのか、なぜ使いにくいサイトが生まれるのか、そしてどのように改善すべきなのかということを記している本です。
なぜ使いにくいサイトが生まれるかという背景については、(1)セキュリティ・手続中心のサイトづくり、(2)情報発信重視、申請主義を前提としたサイトづくり、(3)組織構造の問題、(4)自治体内部の編集能力の欠如、(5)アクセシビリティ偏重のサイトづくり等が挙げられていました。
そして、政令指定都市のサイトを参考しつつ、ライフイベントごとに(1)妊娠・出産、(2)子育て、(3)教育、(4)結婚・離婚、(5)引越し、(6)住まい、(7)就職・退職、(8)高齢者・介護、(9)ご不幸に分けた「ユニバーサルメニュー」づくりを推奨しています。
ある意味では、自治体窓口も同様の問題を抱えており、総合窓口等はその問題の解決を図ろうとする試みです。市民目線を意識したサイトにしたいと考える自治体の広報担当者などには一読をオススメします。