【感想・ネタバレ】ウチの子の、結婚相手が見つからない! 親の代理婚活でわかった「結婚の壁」のレビュー

あらすじ

真面目な息子、優しい娘なのに、どうして?

昭和世代の親たちにはわからない「おひとりさま」「ソロ活」が常識の子どもたちの婚活事情。代理婚活を体験した著者の衝撃レポート。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

特に印象に残っているのは次のところです。

「…女性も男性も陳列棚に並んだ商品みたいで、製造年月日はいつ、価格はいくらって年齢や年収がシビアに選別される、いくら中身がよくても手に取ってもらえないまま、どんどん古びて売れ残る。」

「親世代は人並みに結婚して子どもを育ててきました。しかも我が子は真面目で優秀、性格もいいし親孝行、そんなふうに自分の子育てへの満足感が高いんです。どう考えてもウチの子は幸せになっていいはずだと思いながらそれが叶わないとなると、期待したぶん落胆も大きい。特に娘さんの場合、四十歳を過ぎると出産がむずかしくなるという現実もあります。孫がほしいとか、娘一家をサポートしたいとか、親自身の望みも叶いそうにない。だったらもうお嫁にいかなくてもいい、手元に置いておこうと方針転換します。それまで散々結婚しろ、もっとがんばれと煽っていたのに、結局は親の都合でハシゴをはずしてしまうんです。」

「自分は高学歴で高収入だから相手も同じかそれ以上でないとダメ、そんな条件を変えないまま十年以上婚活してもうまくいくはずがないんです。自分は歳を取り、外見だって若いころとは同じでもなく、それなのにプライドだけは妙に高い。そういう女性と結婚したいという男性はめったにいないでしょう。出産という年齢制限もある中で、ずっと同じ希望を持ちつづけるのではなく、自分の変化に応じたお相手探しをしてほしいんです。」

「売り手と買い手がミスマッチなら自宅は売れません。もっといい買い手が現れるかもしれないと待つのは自由ですけど、そうしているうちに劣化していき、もっと売れなくなる可能性が高いでしょう。本当に自宅を買ってもらいたいなら価格を下げたり、相手の希望に合わせて譲歩したりして、要は自分の思い入れとは違う現実を受け入れることが大事じゃないでしょうか」

…さんも減点法で相手を見ず、自分に足りないところは何か、自分には何ができるか、そんな考えを持っていた。

勘違いの代表格が「ふつうの相手でいい」「高望みしていない」
→ここでいう「普通」は子どもをもうけてマイホームを持ち、子育てや家事もこなせることを意味している(今の時代ではこれを「ふつう」と考えることは傲慢で、ずれた発想)

結婚するもしないもどういう人生を選ぼうが自由。でもどんな人生を選ぶのもよく考えてほしいというのは私も同じです。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

著者自ら親同士の代理婚活に臨んだ体験記を皮切りに、婚活中の未婚男女や経験豊富な結婚カウンセラーへの取材や、マッチングアプリや結婚相談所など婚活ビジネスの実態の探究等により、未婚の2人の息子を持つ母親の視点、また、家族問題を取材してきたジャーナリストの視点から、現代日本の「結婚の壁」に向き合うルポタージュ。
自分もマッチングアプリや見合い(親による代理婚活はなかったが)での婚活を経験したので、こんな感じだったなと我が身を振り返りながら、とても面白く、一方でまだ結婚に至っていない当事者や日本の将来にとっては深刻だなと思いつつ、読み進めた。自分は運良く見合いで良縁に出会えたが、多くの選択肢があり、自由な意思決定ができるが故の「結婚の壁」は確かにあるなと感じる。現代日本の婚活事情を理解する上で本書は非常に有用である。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

とても面白かった。
様々な視点で婚活に関する調査をされて、とても勉強になりました。
最後は、結婚とは何かと言った部分、まさにここが肝だが、ご自身の環境も踏まえて述べられており、気持ち良く読み終える事ができました。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

リアルすぎる代理婚活の会場の雰囲気がひしひしと伝わってきた。データの量も多く結婚というのがどれだけ大変なのか思い知らされた。後半は視点を変えて婚活に取り組んだカップルの話がありなるほど・・・と納得させられた。自分の周りの人に対してイイトコ探しをして幸せな人生を送っていきたい。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

結婚相談所の成約率は10%程度らしい。ジャム効果と言われてそうだよなと思った。リアルに知り合ったこの人と結婚するかどうか検討するのと,登録者全員の中からどの人と結婚するかを比較検討するのでは,後者の方が意思決定が回避されるだろう。

特定の相手がいない人に「結婚する気があるのか?」と聞くのは愚問である。車を持っていなくて,今後車を買えるかどうかも分からない人に,「運転しないのか?」と聞くのと一緒だ,という筆者の息子の意見に賛同する。

しかしまぁ,「結婚というもの」に対する願望の正体は何なんだろう?相手がいて,お互い法的婚姻関係にメリットがあれば結婚するかと考えるだけの話ではないのか。これだけ個人化が進んで,非婚の割合も高まっているにも関わらずである。結婚が個人の選択に過ぎなくなったと言われていることと,結婚願望の強さとの齟齬が謎である。

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2026年06月25日

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