【感想・ネタバレ】広重「名所江戸百景」の今を見に行くのレビュー

あらすじ

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170年の時を超え、広重と同じ場所に立つ。

安政年間、歌川広重が描いた《名所江戸百景》119景。
その風景は、いまどうなっているのか。

浮世写真家・喜千也が、広重の視線を追い、
同じ場所・同じ角度から現代の東京を撮影。
浮世絵と写真を1対1で並べました。

ページを開くたび、
江戸と東京が見開きで重なり合う。

川は埋まり道は変わりビルが立ち並び、
それでも残る空のかたち。

256ページ・オールカラー。
写真集として眺めても、
浮世絵図録として読み込んでも、
実際に歩くための街歩きガイドとしても楽しめます。

あなたが毎日通るあの場所が、
かつての名所だったと気づく一冊。

広重の傑作を“答え合わせ”する、
新しい東京体験。


■目次

・日本橋雪晴 東京都中央区

・山下町日比谷外さくら田 東京都千代田区

・永代橋佃しま 東京都中央区

・上野清水堂不忍ノ池 東京都台東区

・下谷広小路 東京都台東区

・亀戸梅屋舗 東京都江東区

・隅田川水神の森真崎 東京都墨田区

・真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図 東京都荒川区

・日本橋江戸ばし 東京都中央区

・日本橋通一丁目略図 東京都中央区
ほか

■著者 浮世写真家 喜千也(フォトアーティスト)
1961年 誕生、東京出身
1985年 慶応義塾大学法学部卒 電気メーカーで広告業務の一環として写真を学ぶ
1997年 メーカー退職後、マーケティングコンサル業で独立。広告写真撮影業務開始
2013年 「名所江戸百景」を題材にした今昔比較写真の撮影開始
2017年 「浮世写真家 喜千也」を名乗り、初個展開催(フォトアーティストとしてデビュー)
2018年 ニッポンドットコムでの連載開始(~22年 全120回掲載)
2023年 京都芸術大学 通信教育課程より非常勤講師として委嘱される(26年現在継続中)
現在、新作に取り組みながら、和紙にプリントした作品を展示・販売する他、
講義、講演、街歩きガイド、各種媒体への出演・寄稿を行う

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Posted by ブクログ

江戸時代の1856~1858年に歌川広重が制作した「名所江戸百景」の
現在の場所はどうなっているのか。その場所を訪ね、或いは
その場所に寄せて、写真にコラージュを取り入れたりして、
広重の視点からの現在を模索している。
・はじめに
名所江戸百景・地域分類【第一部】
  日比谷・霞ヶ関・麹町 日本橋 京橋・築地
  神田・湯島 上野・千駄木・日暮里 王子・赤羽
  芝・白金・高輪 赤坂・四谷・市ヶ谷 関口・高田
  目黒・品川 浅草・橋場 南千住・三河島
名所江戸百景・地域分類【第二部】
  隅田・向島 本所・深川 亀戸・大島・砂村
名所江戸百景・地域分類【第三部】
  江戸郊外東 江戸郊外西 江戸郊外南 江戸郊外北
・おわりに
名所江戸百景 目録、主要参考文献有り。

右に広重の図絵、左に現在の場所の写真、
下にその場所の紹介と歴史やその後にエピソードと、
場所設定と撮影の話、広重ポイントでの構成。
試みは良いのだが、今は無き風景が多い。
ビルや道路、育った木々に視界が塞がれる。
広重自体の図絵にもデフォルメがある。
なので近しい場所に移動しての撮影が多々あるし、
同じアングルやシチュエーション、四季や祭などの行事に
寄せ、見立てる様子はまさに苦労の連続。
多少盛り過ぎの作品もあるが、現在でも僅かながら当時を
偲ばせる場所があるのが知れて、愉しめました。
水道橋駿河臺、浅草田甫酉の町詣、亀戸天神境内が良かったです。

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2026年07月25日

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