あらすじ
起業(スタートアップ)を考える若者に向けて、成功へと導くための「ビジネスを創り出す上で本当に必要なポイント」をレクチャー。36歳のトップコンサルタントが伝える、キャリア&起業戦略の秘伝書。
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Posted by ブクログ
自分ももう少し若かったらな。
塩野さんが自分のことおじさんって呼ぶようじゃ、俺なんて・・・。
事業計画書に盛り込む内容
1.経営陣、2.ビジネスコンセプトと問題解決、3.市場と事業機会、4.ビジネスモデル、5.市場参入戦略、6.競合、7.競争優位性とリスク、8.数値計画(財務計画)、9.資金調達
1度、空想でもよいので事業計画書書いてみよう。
冒頭の日本沈没云々が残念
よく国の借金で日本は破綻するというプロパガンダをあちらこちらで耳にする。
本書でも国の借金(正しくは政府の借金)を家計に例えて分かりやすく説明されているのだが、その説明のせいでこの本の評価が飛躍的に下がった。
内容としては家庭の収入が40万とする。
おじいさんは医療費で20万、その他諸々の諸経費合計で75万掛かっていると仮定し月に35万の借金返済に掛けずり回っているという内容だ。
確かに家計がこうであっては困ってしまうが政府は困らない。
それは自国通貨発行権をもっているためだ。
他にも対外純資産の説明が無かったり、債権者についての説明が無かったりと突っ込みどころが満載だった。
こういう論理展開は後述される起業についての信頼度を徒に下げている。
とても残念。