あらすじ
国が滅ぶ瞬間、何が起きるのか?
かつて実在した「幻の48か国」で
滅亡の瞬間を知る、禁断の歴史書。
信じられない理由で国は生まれ、滅ぶ。
国滅亡と人類の歩みを読み解く
教科書では出会えない歴史。
過去は未来の鏡。
人類は「まさか」をつないで生きてきた。
滅亡史・48か国分。
・「国境」引き間違えで誕生…コスパイア共和国(現イタリアの一部)
・「兵士」50人で不法建国…ソノラ共和国(現メキシコの一部)
・勘違いで「素人」に領土割譲…サラワク王国(現マレーシアの一部)
・「暇」すぎて滅亡…エルバ公国(現イタリアの一部)
・謎の「住民投票」でロシア編入…クリミア共和国
・「モンゴル」なめすぎて滅亡…ホラズム(現中央アジア)
etc.
人類の発明品「国家」。
その始まりと終わりには
時代を超えた「人間らしさ」が充満している。
誰も知らない歴史を堪能せよ。
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Posted by ブクログ
マニアックな元・国の顛末が詳細情報とともに描かれていて面白かった。ときおりジョークなのか事実なのかわからないショートストーリーも交えられていた。装丁がとても魅力的です。
Posted by ブクログ
表紙に金をあしらってみたり、天・地・小口に絵を入れてみたり、「魚が存在しない理由」(ルル・ミラー著)の、二匹目のドジョウを狙ったような装丁(出版社も同じ)。
書名にある「滅亡国家史」という言葉からは、カルタゴやローマ帝国や唐王朝といった、かつて世界に冠たる国家であった国々の斜陽・没落を描く…というのが本筋と思うが、そういう本ではない。
英題は「An Atlas of Extinct Countries」、直訳すれば「滅亡国家の地図帳」。著者は、歴史を描くつもりは毛頭なくて、世界にはこんなヘンテコな国家がアチコチにありました! というのをまとめてみた本。そういうものとして読むなら納得できる内容。
まえがきにも書いてある。「地図から消えた国々の追悼記事集」であるが、「恥ずべき過去が多すぎて、無視できない」ために「追悼記事としてはほんの少し不躾な内容となっている」と。
著者はイギリス人と思われる。著者紹介文に出身地の記載はないが、「オックスフォード大学で考古学と人類学を専攻」とある。滅亡国家だけでなく、イギリスに対しても「ほんの少し不躾」であった。
Posted by ブクログ
48の国家の滅亡について書かれている。意外と国家って簡単にというか雑に生まれてあっけなく滅亡するんだなぁと思って面白かった。滅亡というとどうしても戦争とか災害で壊滅というのを思い浮かべていたが、そもそも成り立ちがまともじゃなかったり一時的に国家の狭間に存在してしまっていたり。
今の世界地図でいうとここ、という図が載っていたのも良かった。
ただ、紹介されてる数が多いため1つの国家につき3ページくらいしか記載されておらず、あまり入り込めないというか、背景事情がいまいちよく分からないまま「え?」という感じで話が終わってしまうものも多かった。
世界史に詳しければもっと楽しめたかもしれない。