【感想・ネタバレ】小田くん家は南部せんべい店のレビュー

あらすじ

焼き続けるのは幸せの味。
心を満たすハートフルストーリー。

家族に秘められた深い結びつきに
目頭が熱くなります。
(ジュンク堂書店 藤沢店 鈴木沙織さん)

【あらすじ】
青森県の片田舎にある「小田せんべい店」。
小学四年生の弘毅は家が南部せんべい店であることが恥ずかしかった。

しかしある日、弘毅が家に帰ると、せんべいを焼いていたのは同級生の潤。
家を出ていった母親のために、
いつも一緒に食べていた「小田せんべい」を焼きたかったのだ――。

ずっと続いてきた食べものにはきっとなにかある。
人と人とをつなぐせんべい店一家の物語。


【著者コメント】
青森県の片田舎で南部せんべい店を営む六人家族の物語です。

南部せんべいは、青森県南から岩手県にかけて昔から食べ続けられてきました。
今ではピーナツやゴマを混ぜ込んだり、クッキーっぽく焼いたりしていますが、
基本は、塩と小麦粉と重曹のみの素朴で真っ白な塩味のせんべいです。
飽きがきません。鉄型にはさんでサクサクに焼き上げます。
特徴的なのが耳。型からはみ出た部分を耳と呼び、地元では人気があります。

南部せんべいのように飽きがこずに、いつまでも続いていきそうな小田せんべい店の泣いたり笑ったりの日常。
一つの家族の在り方と、伝統食の行く末、友情、少年の健やかな成長を見守っていただけましたら幸いです。

【目次】
一章 せんべい焼き窯の熱
二章 甘く香ばしいチョコクランチの冬
三章 飴と耳と、手紙
四章 薄胡麻と白
五章 せんべい型
あとがき

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

南部せんべい店を舞台に、家族のつながりや日々の暮らしの温かさが描かれていて、読んでいてほっこりする物語。何気ない日常の中にある優しさや、人と人との縁の大切さが心に残り、読後には温かいお茶と南部せんべいを味わいたくなるような一冊。

0
2026年10月16日

「小説」ランキング