あらすじ
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著者自身の豊富な茶の湯経験をもとに、師などへの挨拶の言葉やそれぞれの茶会における席中の会話のはこび方や心に残った会話を紹介。言葉によって心に伝わる感激、感動、会話に花が咲くようにと言葉による表現や言葉のつかい方を知ることのできる一冊。
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Posted by ブクログ
自分にとって常識でもそれが他者にとってはそうでないし、自分の信じていることが誰にとってもそうであるとは限らない。端々から見える著者の高慢さとか他人への冷たさには違和感しか感じない。こういう人って著者以外にもちょこちょこ見るんだけど、茶道は人格の陶冶に役立たないんだろうな。
それは置いておいて、茶室でどのような会話をするかは茶の湯の重要な要素で、その要点を教えてくれる。
茶を習うのに見学に行った時の挨拶、稽古を休む場合、余計な一言の例、茶席での会話の実例、追悼の言葉でお寂しいでしょがおあとお元気でとか、ほめ言葉はゴマスリでなく、長く語らず、感じたことを正しい言葉で表現するする、決まったことを聞くのでなく反応を示す、花は入れ方をほめてはならず、いい花だとか咲きざまのいいところをとほめる、おもあいという言葉など。
最後に茶会の流れに沿った言葉集がある。