【感想・ネタバレ】親友は山に消えたのレビュー

あらすじ

嫉妬、喪失・・・「親友」とは何か?

酒井順子氏推薦!「二人の物語が映像となって脳内に結ばれた」

「米で邦人が滑落 山岳カメラマン、平賀淳さんの遺体収容」
(日本経済新聞2022年5月22日)

NHK番組などで活躍し、世界50か国を駆け巡った山岳カメラマン・平賀淳。2022年5月、アラスカ・デナリの氷河で撮影中に滑落死したことをきっかけに、中学時代からの親友であった著者が、自身の視点からありのままの平賀さんの人生を描いた作品。登山経験の乏しい小林さんは、親友との“最後の別れ”を果たすため、アラスカの深淵へと向かう。

なぜ親友は山に消えたのか??。
平賀と著者の30年と、その真相を辿る物語。

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Posted by ブクログ

淳くんの親友、小林さんが書いてくれた。
なんと言うか、こうやってピュアに人生を全うした人がいるんだよな、
というのを改めて思わされた。

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

著者の「さよなら、野口健」を、新聞の書評で知り興味を持っていたがそちらはらまだ未読だった。
同じく書評で本作を知りました。

中学で出会った、著者と43歳でアラスカの地で亡くなった山岳カメラマン平賀淳さんとの30年に渡る軌跡。

著者の小林元喜さんと平賀淳さんの2人の関係性に、息苦しさ、生きづらさを感じる前半は、お互いを意識し合うそのベクトルの強さに、こちらも苦しくなってしまいましたが、小林さんが覚悟を持ち、自分のマイナスな感情も曝け出して書いている文章に引き込まれました。

平賀さんが命を落としたその地に向かい、ラストプレイスに辿り着く行程は、その精神状態では成し遂げることは難しかったのではないかと感じられ、小林さんが言う、「こうなることになっていた」、命を運ぶ運命のように感じました。平賀さんの命と共に、ラストプレイスに辿り着いたと。

親友という言葉では語れない、強烈に惹かれ合い、強烈に反発し合って生まれた、類稀な関係性が胸に残りました。

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2026年05月31日

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