あらすじ
38億円赤字からの「V字回復」を実現した経営者が語る、シンプルな仕事哲学。あらゆる会社・チームをよみがえらせる「仕事の仕組み」とは?「決まったことを、決まった通り、キチンとやる」だけで生産性は3倍に!
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Posted by ブクログ
個人事業主の私が、この本を取ったということは
お店と個人をついに切り離そうとしているイノベーション前なのだ。ついつい自分でやろうとするが体は一つ。追いつかないことがたくさん。そんな時この仕組みの本が単なるマニュアル化ではなく、意味を理解することを前提にした自発的なオートメーションなことに感動する。以下学んだこと
戦略二流でも実行力1流ならよし。
リーダーに必要なのは徹底力。
無印では危機状況に陥った時は、
内部原因を探る。慢心、おご理、大企業病、焦りからの短期対策、ブランドの弱体、戦略間違い、仕組み風土のない社風。
もちろん新規参入の外部要因もある。
問題点を特定したら構造を探る。
人材は適材適所で育つ。優れたパフォに適する場所へ配置もリーダーの役割。性格診断も使おうね。
MUJIGRAM 業務基準表は「目的を標準化」すること。
機動力のある現場への条件。誰もが実行できる素地を整える。(これは日々の片付けもそう)
マニュアルをつくるプロセスこそ大切。全社員が問題点を見つけ解決。
マニュアルはそれを使う人が作る。いいマニュアルは新入社員が読んでも理解できる。そしてマニュアルは徹底して具体化すること。
ばらつきがあることで、大企業では最適化されない。
ブランドの衰退につながる。
理念は実践してしみつかせる必要。
売り場:何⇨商品を売る場所
なぜ⇨お客様に見やすく、買いやすい場所を提供するため
いつ⇨随時
誰が⇨スタッフ
マニュアルは部署ごと、セクターごとに
マニュアルは生き物。感性はない。最低でも月に一回ルックバック
あと、それはリアルタイムで改善するのがいい。いつ、誰が!!
市場で勝ち上がるには、ブルーオーシャン。そしてマーケットの変化の半歩先を。
仕組みのサイクル
⇨一人一人の業務の見直し。⇨マニュアル化⇨運用⇨全体からの意見⇨改善⇨運用成果
人としての基本。挨拶。ゴミを見つけたら拾う、仕事の締め切りを
チームの根本的な問題は、能力ではない。社員同士のコミュニケーション、信頼関係の希薄さ。
無印の仕組みは、他社の仕組みにヒントを。
⇨同質の人間同士がいくら議論しても、新しい知恵は出てこない。
部下のモチベーションを上げるためには、、、
・やりがいを与える
・コミュニケーション
意識改革は人の性格を変えるよう促すのではなく、仕事の仕方を変える。
そういう場所に合うような、
仕組みを持続するには、まずはデータを収集。
そして、データを見える化。これが一番。そこから分析
見える化は徹底的にやろう。
デッドラインボード
DINA。deadline Instruction Notice Agenda
ほう、れん、そうは業務生産性を減少
⇨部下の自主性、創意工夫の意識が減少。上司の指示の仰ぐ、頼る
上下(縦社会)に意識が向きすぎ、横は希薄。
仕事の本質を見極めると、タイパが各段に上がる
A4にまとめるようにする。全て
提案書なども。重要なのはここに入ってるところのみ
まとめ)
生きるとは仕事の価値そのもの。
マニュアルは組織だけでなく、個人にも使おう
他人のマニュアルを沿ってやるだけなら受身。でも自分で作れば俯瞰して物事を考えれる。
マニュアルはアップデートし続けよう。一生なんてないからフィードバック。
逆境が大事。成長に。リーダーに立つと、部下かから反撃、経営不振、さまざま。
仕組みを見直して頑張ろう。
Posted by ブクログ
2017年に購入していた積読本。
当時の私は、どうして仕事が進まないのか、残業を減らせないか悩んでいたんです。
昼休みに書店をぶらつき、自分がよく利用する無印はどんな取り組みをしているんだろう、と手に取ったのがきっかけでした。
当時は神保町で働いていたので、お昼休みに本屋に行くのが息抜きだったなあ。なつかしい。
少し前に読んだので、記憶は朧気ですが、
経営者としての判断と言い切り、
そしてとにかくマニュアルは命なんだな、と。
「仕組みに納得して、実行するうちに、人の意識は自動的に変わっていくもの」
「経営にまぐれはない」
「本部だけでつくったら現場では役に立たないマニュアルになり、現場だけでつくったら費用対効果が悪いマニュアルになる可能性があります」
「同質の人間同士がいくら議論しても、新しい知恵は出てこない」
「自分の器以上には、組織はよくならないのだ」
「部分最適の累積は、全体最適にはならない」
マニュアルの具体的な部分や骨子も書いてくれていますが、それよりも印象的だったのは、著者の経営に対する考え方でした。
ノウハウをマニュアルに落とし込むって結構大変だと思うけど、大事ですよね。私もいま転職したばかりですが、マニュアルに助けられています。
Posted by ブクログ
この本はとても興味深く楽しんで読むことができました。
またこの本を読んで思ったのは、前職で会社で取り組もうとしていたのはこの本の内容だったのではないかということです。それくらい似ている内容がありました。もちろん全てが一緒ではないのですが。その取り組まなかった部分がうまく仕組み化を取り入れられていない理由だったのかもしれないとも感じました。
その一方で、この本を先に読んでいれば、もう少し協力的に取り組めたのかなとか、もう少し経営側の立場に寄り添ってもよかったのかなとか自分を省みる機会になりました。
いずれにせよ、どの企業でも見える化、仕組み化は大きな課題だと思います。特にこれから働ける人間が限られてくるため、ここを明確に取り組めるかが鍵なのかと感じました。
私も個人ベースにはなってしまいますが、マニュアル作りに取り組んでいこうと思います。
Posted by ブクログ
マニュアルを現場(ボトムアップ)と本部(トップダウン)の共通言語としてコミュニケーションのツール化させていくための本と言える。
ただ、紙ベースであることがもったいないと思った。
社員向けヘルプサイトあるいはアプリ化させることでコミュニケーション・ツールからコミュニケーション・プラットフォームへ進化させることができる。
こうすることで「キッカケ→ルーチン(マニュアルにアクセスして内容理解して行動)→報酬」の習慣ループを定量的に蓄積できる。ここでマニュアル作成チームは社員のUXカイゼンのサイクルをより効果的に回すことができそう。