【感想・ネタバレ】キスの次にはのレビュー

ヘレン・R・マイヤーズ / 伊藤久美子

はじまりは、キスだった──父親が主催するパーティーに出席したケイトは、招待客のひとりで会社社長のジャイルズに突然唇を奪われた。伯爵家の血を引く魅力的な彼のアプローチはあまりに強引で、恋に臆病なケイトは彼に惹かれながらも素直になれず、ついそっけなくふるまってしまうのだった。やがてジャイルズの情熱に少しずつケイトの心が開きかけたころ、偶然見かけた新聞記事が、ふたたび彼女の心を凍てつかせた。ああ、なんてこと。彼は私を利用しようとしていたんだわ！

[ブクログ · ★★★☆☆]

建設会社の社長ヒーローとじゃじゃ馬令嬢ヒロイン。
これでもかってくらいのじゃじゃ馬エピソードが可愛らしい。
ヒーローとのやり取りもユーモアたっぷりで楽しい。
お互い傷付け合ったりもしながら距離を縮めていく二人。
イチャイチャ期間が長いのも嬉しいところ。
最後の最後でヒロインがヒーローを信じるシーンも効いてる。