あらすじ
やりがいよりも安心を求め、失敗を恐れる。雑用は自分の仕事ではないと思っている。やりたい仕事しかしようとしない……。さまざまな理由で、上司から与えられた仕事を断る人が増えている。職場の心理学の第一人者が彼らの心理を分析し、「不安の強い人に『もっと自信をもって、ポジティブにいこう』などと言うと、とんでもないことになったりする」など、知っているのと知らないのでは大違いのアドバイスを行う。 【職場にこんな人、いませんか?】●興味がないと言って仕事を断る ●諦めずに何とかするという気力がない ●自分の頭で考えずに、すぐに人に頼ってくる ●自分には「できない」と言う権利があると思っている ●管理職になるのを避けようとする ●キャリアに傷がつくのを恐れ、予防線を張る ●傷つきたくなくて率直なコミュニケーションができない ●文句は第三者を介して言う ●能力の問題――たとえば、データをもとに説明することができない ●好き嫌いを仕事にもち込む ●実力不足なのに、クリエイティブな仕事しかしたがらない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新しい仕事や課題に直面した時に、すぐに「できません」「無理です」と言う人の心理や思考の癖から脱却して、行動に意欲的に移すための実践的な方法を提示した一冊でした。
すぐに「できません」と言ったり態度に示す人の心理は、能力不足ではなく「恐怖心」と「思考停止」にあるとのことでした。人は経験のない仕事や、難易度が不明、もしくは身の丈に合わない高い課題を目の前にすると、失敗への恐れや心理的負荷を慮り、無意識に自己防衛反応を働かせてしまいます。しかし、この言動は自身の成長機会を奪うだけでなく、周囲からの信頼を失う大きな要因となります。
こうした状況を打破するためには、著者は「思考のフレームワーク」を提案しています。
①「できない理由」を「どうすればできるか」に変換する
② 「できません」と即答するのではなく、「どの条件が整えば可能なのか」を考える姿勢を持つことが第一歩となる。
③課題を細分化(スモールステップ化)する
大きなタスクに圧倒されたときは、今すぐ手をつけることができる極小の行動にまで分解します。これにより、着手への心理的ハードルを劇的に下げることができます。
* 時間管理と優先順位の再構築
「時間がない」という言い訳を排除するために、日々の業務を可視化し、本当に注力すべきタスクに集中する環境を整える。
優先順位をつけて、数字に直結するタスクから取り組みます。
本書では、ノウハウに留まらず、行動を起こすことで自己肯定感を高め、周囲との信頼関係を再構築するための「マインドセットの改革」を公開しています。
恐怖心や思考停止の時は、できない理由を探してしまいますが、思考の負の連鎖をどこかで立ち切り、小さくても一歩を踏み出し、幾つもの小さいハードルを乗り越えて成功体験を積むことで自己肯定感を少しずつ高めていくことが重要であると思いました。
Posted by ブクログ
ネットで情報が流れてきて、早速、購入して読み始めました。悩める管理職の心に寄り添ってくれる一冊。すぐに「できません」と言う人たちに、どう向き合うとよいか、ヒントを沢山いただくことができます。大感謝!
Posted by ブクログ
世代と言うよりは、周りが作った「あるべき姿」に引きずられて、SNSなどで際限なく展開された流行といった面もあるのかもしれないが、職場のオペレーションは年々難しくなってきているように思える。お互いの率直なコミュニケーションが大切だと思うが、そもそも採用の時に会社の上司の考えを正しく伝えられる世の中になってほしい。他書にもあったが、上司に人事権がない日本の人事制度が、国際社会での競争力を弱体化させているのではと懸念する。
Posted by ブクログ
サクサクと、2時間くらいで読むことができた。
若者に限らず、昔から言われているテーマだが、この手の本を読んだことのない人にはいいと思う。
いろいろなことに興味を持つと視点が広がる、ネガティブな方が注意するからうまく行く、ということは、あながち嘘でないと思うので、仕事に悩んでいる若い方がキャリア本として読んでみると思った。
やってみると意外と面白い、嫌だったけど思い返せば地肉となった仕事は多く、一方、一時的に苦労を強いるし、結果を保証できないので、このご時世では難しいかもしれない。
いいかどうかは別にして、ビジネス文書の読解力についてはAIである程度解消できるようになるかもしれない。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。
・失敗を恐れ、できることしかしない人
・雑用は自分の仕事じゃないと拒否する人
・給料以上の仕事はしなくてもいいと思っている人
職場にこんな人がいたら、ぜひ手にとって見てください。対応のヒントがあります。