【感想・ネタバレ】孔子は、いかにして「神」になったのかのレビュー

あらすじ

中国思想史上最大の著名人――孔子は、なぜ「世界三大聖人」の一人なのか?

中国の思想史を孔子から始めるのは、異論のないところだ。しかし、生前は自らの理想とする政治を実現できず、故郷の魯に帰り、失意のうちに生涯を閉じた一思想家が、後世、なぜ「神」のごとく崇められるまでに至ったのか?
本書は、孔子の思想が時代を経て日常の宗教・倫理として浸透していくまでのプロセスを、時代ごとの人物の果たした役割とその主要著書をもとにして解き明かしていくものだ。

【内容】
序 人が「神」になるとはどういうことか
一 孔子はもとから「神」の素養をもっていたのか
二 孔子の思想はなぜ「中華の背骨」となったのか
三 孔子の聖人化はいつから始まったのか
四 儒学はいかにして国家教学になったのか
五 儒学はなぜ「朱子学」「陽明学」を生んだのか
六 孔子は日本でどのように受容されたのか
七 孔子の教えはどこに向かうのか

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Posted by ブクログ

平明かつ該博な文章。この著者は非常に頭のよい方なのでしょう。孔子はいかにして神になったのか、がテーマですがそんなことよりも漢字や慣用句の成り立ち語源とともに儒教に関する知識が散りばめられていて苦もなく理解を深めることができる。仁は空間的に、孝は時間的に広がる道徳、君子という言葉をどのような意味で使っていたか、諸子百家との違い、劉邦と儒者のエピソード、董仲舒の文武の理論、などとても分かりやすく腑に落ちた。この方の本はちょっとまとめて読んでみたい。

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2026年06月07日

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