あらすじ
人が集まるには理由(ワケ)がある。始めはごく少数の熱狂的な支持者から始まった集団が、数百、数千、数万の人を集めるムーブメントに発展していく様を掘り下げる迫真のリポート!
すべてのビジネスパーソン、そして集客に頭を悩める人たちに解決のヒントを与える指南書だ。
●毎年4月と10月、“自然発生”的に自転車愛好家が集まる「関戸橋フリーマーケット」
●“サラリーマンの聖地”で盛況のプラモデル旗艦店とオヤジ向けライブハウス
●丸の内の“朝活”、そして“夜スポ”に集うサラリーマンたち
●目黒インテリアストリート、月島もんじゃストリートなど、テーマパーク化する専門店街
●“戌の日”に妊婦が行列する「東京水天宮」、セレブが集う「築地本願寺」の宗教パワー
●お宝を開帳して集客する「成田山新勝寺」のマーケティング戦略
●アイドルオタクの聖地、秋葉原、神保町は“AKB商法”の発祥の地
●ヴィジュアル系に群がる“バンギャ”と、BL(ボーイズ・ラブ)に群がる“腐女子”の生態
●路上ミュージシャン、ランチ難民たちの苦悩
●Twitter、Ustreamなど、ソーシャルネットワーク時代の伝道者たち
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。多くの人と価値観をともにするアーリーアダプターは、オピニオンリーダーとして他の人にも影響を与え、最初のヒットを生み出すきっかけを作ることができる。夕方のセミナーだと継続して通うことが困難だけど、朝なら継続して参加することが比較的容易。女性専用のフィットネスクラブ・・・顧客のニーズを捉えたセグメンテーション、ダイエット目的の女性にとって男性からの目はストレスを感じるもの。女性のお客様は費用対効果に敏感、受けたサービスが払ったお金に見合わないと判断するとすぐに足を遠のかせてしまう。経済力では男の人にかなわないから続かない、女子は根本的に飽きっぽい。ドラクエは部屋にこもっていたプレーヤーを街に出すということを20年という長い年月を経てようやく成し遂げた。
Posted by ブクログ
「ビジネスのヒントを上司は教えてくれない。集客の達人=ムーブメントの仕掛け人は何をきっかけにいかに考えて行動しそして市場はどう活性化したのか?」とあるように、上司はこういうことは教えてくれません。
この本は先日読んでいたんですけどね。文章のせいなのか結構さらっと読めましたね。厚さの割には。人を集める、ということは簡単なようで意外と、というよりもとんでもなく大変な難事業です。この本の中に書かれていて、初めて知ったのですが、今女子高生がたむろするのは渋谷の109じゃなくって、SBYというところらしいですね。
僕も自分のキャラクターとは合わないと知りつつ、何度か渋谷に行ったことがあるんですが、そのときは女子高生がうじゃうじゃいたことを思い出すのですが、時の移ろいは早いものです。あと、西新宿にある損保ジャパンのビルにはストリートダンサーたちが夜な夜な踊っているそうですね。たまに僕も躍っているとこをなんかを見たことがありましたが、僕とは正直違った文化圏の人たちで、ただ遠巻きに見ているだけでした。
この本はきっと、マーケティングを生業にしている向けでしょうね。これが結論です。結びにはあんまりなっていないような気もしますが。
Posted by ブクログ
どうして人が集まるのか?
どうしてブームが起きるのか?
どうして行列ができるのか?
いろいろなケースで答えをだしてくれてる本だと思います。
AKB48やTwitter、お寺のイベントにまで
今までわからなかったことを教えてくれました。
お寺のイベントなんてまったく知らない世界だったので
こんなイベントがあったのか
視野が開けたようで、とても楽しく読むことができました
ありがとうございました。