【感想・ネタバレ】優柔不断術のレビュー

あらすじ

何かものごとを始めようとする時、ああしようか、こうしようかと一つ一つ丁寧に考えていると「ぐず」だと言われる。いきなり「こうだ!」と決めると「男らしい」と言われたりする。本当にそうなのか? 決断こそが素晴らしいのか? 優柔不断でいいじゃないか! 優柔不断万歳!!

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Posted by ブクログ

「優柔不断」ですよ、もう。
「とりあえずビール二本、ぐらい」とか頼んじゃうような日本のワタシ。

冗談ぽく書いてるけど、じっさい、なんか鋭いこと書いてる、ような気がするのは俺だけ?
はぐらかしてるようで、ちゃんと突いてる。伝わってくる。
赤瀬川原平、侮りがたし。

でも、そーいう余白、や余剰、が必要なんすね。たぶん。

これも、もう読みながらニヤニヤが止まらない。

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2012年08月28日

Posted by ブクログ

日本人の優柔不断さをじっくり見つめ、その効能をめぐっての考察を綴ったユーモア・エッセイです。

著者自身の子どもの頃の夜尿症や「千円札事件」で逮捕されたときの体験についての一見とりとめのない考察をたどっていくうちに、しだいに自分が優柔不断であることに安心できるような気持ちになっていくような気がします

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2017年04月20日

Posted by ブクログ

個人的には芸術家としての(偽札事件とか、ハイレッドセンターのトマソンとか)赤瀬川を最初に知ったから、老人力とかどうしても読む気になれなくて、でもなかタイトルに惹かれて読んでしまいました。その当時付き合ってた男が同じような事を言ってる人で(極論的には)自分にないものを人は求めるのかもしれないと漠然と・・・なんてね。

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2009年10月04日

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