あらすじ
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【「子どもは放っておいても元気」はもう通用しない!?
不機嫌・だらだら・集中切れは、「子ども脳疲労」が原因だった!】
「うちの子、集中力がないのでは?」「すぐにシャットダウンしてしまうのは体力不足?」
そんな悩みを抱える親は少なくありません。
しかし、その原因は性格でも、やる気の問題でもありません。
実は――子どもの「脳の疲れ」が関係している可能性があります。
かつては「子どもは放っておいても元気」という考え方が一般的でした。
けれど現代の子どもたちは、情報量の増加、忙しいスケジュール、心と体をゆるめる時間の減少など、
目に見えない負荷を日常的に受けています。
元気そうに見えても、脳が十分に休めていない――
それが「子ども脳疲労」という状態です。
本書では、子どもの脳と発達を長年研究してきた専門家が、
「なぜ今の子どもは疲れやすいのか」
「脳が疲れると、行動や感情に何が起こるのか」 を、わかりやすく解説します。
さらに、家庭でできる環境の整え方や、
子どもが本来持っている回復力を引き出すための考え方を紹介。
無理にがんばらせるのではなく、脳を休ませることで、子どもは自分から動き出す――
そのためのヒントが詰まった一冊です。
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Posted by ブクログ
書いてあることは大人にも通じること。
そして、多忙な現代特有の話でもあると思った。
特に管理しすぎる親、過干渉などは
子どもの数が少なくて目が届きやすい現代の特徴でもあり、
「人と違うこと」への不安が強い、周りを気にしすぎる日本の現代特有の話であるような気もする。
・集中力がなくなったり、ダラダラしたりしてしまったりするのは、脳が疲労しているサイン
→脳を休ませる
・家でのダラダラは、外で張り詰めている状態から解放された結果かも
・睡眠は量だけではなく、質も大事
・睡眠の質を下げやすい要因
①生活リズムの乱れ
×就寝時刻や起床時刻が平日と休日で大きく変わる
②家庭内に緊張感や慌ただしさが漂うと、無意識に気を張ったまま過ごすことに
・目立ったトラブルはなくても、
子どもが気を使う時間は一日中続いている
・やることの多さだけではなく
切り替えが続いていないか、
その間に力を抜ける時間があるかどうか
・子どもは親の期待に敏感
親がいつも先回りで準備、励ます、声をかける、常に近くにいるをしていると、子どもは「応える側」に立たされる
→疲労感はたまる
家が「休む場」ではなく、「対応する場」になると、脳は休めなくなる
・脳疲労に慣れると、「頑張ること」が日常化する
・何かを足すよりも、張り詰めている現状を認識し、改めることで結果として子どもの脳の回復につながる
・脳が疲れている時は、目の前のことをこなすだけで精一杯になる。
指示されたことに応えるだけでエネルギーを使い切ってしまい、その先にある「もっと知りたい」まで考えがいかない。
興味を深めたり、自ら探求したりする余裕は到底ない
・疲れが溜まっていると、感情を受け止めて調整する力が弱まる
・脳が十分に休まっていると、心に余裕がえり、失敗しても立て直しが効きやすくなる
・脳が回復すると、自分の状態を整理し、行動ではなく、言葉で伝えられるように
・親の過干渉は、子どもの脳疲労の観点ではマイナスに。あえて子どもに任せ、信じて待つようにしよう
・親が趣味を我慢することをやめる
好きなことを我慢すると、次第に心の余裕が失われる
・声をかけすぎるより、そばにいる
同じ部屋で好きなことをしていてもOK
・うまくいってもいかなくても、そのまま受け止める
×もっとできたはず
◎70点だったんだね
「落ち着いてきたね」
「最近は穏やかだね」…単なる事実として変化を共有
・根掘り葉掘り聞き出すより、子どもが自発的に動けるような適度な距離感を
「大丈夫?」と聞くのをやめる
・正論で押さえ込むのではなく、自由に行動させて
自制心を育む
・親が元気だと家庭の雰囲気は自然とよくなる
結果、子どもの脳にもよい影響をもたらし、脳疲労の回復につながる
・本当の支えとは、常に近くにいることではなく、
子どもが自分で考え、判断し、行動する余地を与えること
・親が環境を整えすぎると、子どもは「失敗してはいけない」と無言の圧力になることも。
かえって緊張を生み、脳を休ませるどころか気を張らせている
・迷うことは未熟さの表れではなく、選択肢を多面的に見ようとしているとも言える
答えを急かさない
・回復にはペースがある
必要なのは、劇的な変化より、刺激が増えない状態
・×どう頑張らせるか
◎どんなやり方がこの子には、合っているのか
・帰宅後はすぐダラダラもOK
親が正解を示すのではなく、自ら時間の使い方を計画することで、管理能力は育つ
→家は力を伸ばす場所である前に力を回復させる場所
・「すごいね」「えらいね」
などすぐに評価の言葉に変えてしまうと
「認めてもらえるように頑張ろう」
という意識が子どもの中で形成される
・元気な日もそうではない日も同じように扱う
・常に様子を確かめられていると、子どもは圧迫感を抱きやすい
・子どもの脳は2階建て
2階…おりこうさんの脳(考える・集中)
※6〜14歳ごろ発達
言語・知能・知覚・情感・手先の器用さなど
からだの脳が不安定なままでは力を発揮しにくい
1階…からだの脳(睡眠・生活リズム)
※0〜5歳ごろ育つ
姿勢を保つ、眠る、食べる、呼吸など生命維持に欠かせない
現代の子どもたちは
1階の「からだの脳」が十分に休めていないまま
2階の「おりこうさんの脳」の働きばかりを求められがち
もうひとつ
こころの脳
※10〜18歳ころにかけて育つ
論理的に考える、状況判断、問題整理、想像力を働かせるなど感情や衝動に振り回されず、いったん立ち止まって考えることができるように
・努力不足と決めつけず、うまく身につかないのが意欲や能力の問題ではなく、土台の部分であることは多い
・動画やゲームは休んでいるように見えて、脳は強い刺激を受けている
・帰宅後、効率的に物事をこなすより、回復のためのゆとりが用意されているかが重要
・だるさが残るのは回復が追いついていない