【感想・ネタバレ】京都の精神のレビュー

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Posted by ブクログ

「あなたも京都にきたばかりで、いろいろと京都のことがお詳しいですね。私は生まれも育ちも京都ですが、まだ30年とちょっとしか住んでいませんのに」という言葉をさらりと言う京都の人、京都っぽいなとわかる人しかこの本の本当の内容は理解できないと思う。完全に京都人の京都観を的確に記述している本もめずらしいです。さすが梅棹先生

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2011年08月09日

Posted by ブクログ

京都人の筆者ならではの京都論が展開されており、切り口が面白い。また筆者の語り掛ける口調が丁寧すぎる?点も京都人らしさをうかがわせる。
京都人ではない私からすると、些か理解に苦しむこともあるが、それも全部含めて京都らしさだといえるだろう。いずれにしても、京都が日本文化を支えているのは事実だ。本書を通して、観光都市の在り方そのものについても考えさせられた。
しばらく京都に行っていないので、また足を運んでみようと思う。

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2014年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 京都を語るということは、日本文化を語ること。京都人、梅棹忠夫氏が日本文化の真髄を紹介されています。「京都の精神」、1987.8刊行、2005.9文庫。①ひとつのイデオロギーである京都中華思想(1200年の蓄積)②幕藩制の外にあって生きのびてきた日本における唯一の都市 ③京都は京も都もミヤコで、一国の首都ということば。東京は行在所(あんざいしょ)。遷都令は出されていない。④京阪神と並べるのがおかしい。センターは京都。大阪や神戸は京都の衛星都市。⑤京都は日本の文化的統合のシンボル。

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2023年11月10日

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