【感想・ネタバレ】怒らないクスリ 専門医が語る、心が楽になる処方せん(小学館101新書)のレビュー

あらすじ

人間関係も体も壊す「怒り」対策の決定版!

「怒り」は爆発させても、抑えても身体をこわしてしまいます。いつも怒ってばかりいると、糖尿病や高血圧、心臓病、さらにはガンの原因にもなり、老化も早めます。もちろん、周囲の人間関係もおかしくしてしまいます。そう、怒りは悪いことずくめ、怒って得することは何も無いのです。そんな厄介な「怒り」に対処する様々な方法を、心療内科と精神科を専門とするベテランの産業医が伝授します。第3章の「エゴグラム 性格診断」のチェックリストで質問に答えていくと、あなたがどんな性格で何に弱いかも判明します! 人によって異なる「怒り」の性質にも対応する、画期的な「怒り」対策の決定版!

※【ご注意】この作品には一部図表が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。

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Posted by ブクログ

わかりやすい。読みやすいの一言。

怒りについて、様々な角度から書かれており、怒りへの対処方法も書かれている。
この中で、交流分析が用いられており、長い質問ではなく、短い質問を最小限数にしてテストが作られているので、一般の読者にもやりやすく、納得がしやすくできていて、とてもよいと思った。
そして、エゴグラムのタイプがわかるだけでなく、このタイプの人は、こんなことに気をつけたらよいと、アドバイスもあり、役立つ。
怒りに対する対処の一番大事なところは、自分を知ること。

■怒りを反芻することで、怒りが増幅する。
■怒りの裏には恐怖がある。

この二つは、この本の中で私がすごく納得をしたこと。
過去の実体験で、嫌!というほど実感している。

怒りは、身体を壊したり、老化の原因になるけれど、それを感じることは悪いことではない。
ただ、感じて表に出した感情や行動が、人間関係などに影響を及ぼしてしまう。
怒りを感じたことを素直に受け止め、それをなぜ感じたのか?どう対処したらよいのか?を考えるきっかけにすればよいのではないか。と、思った。
まあ、それが簡単にできるのならば、世の中に争いなんて怒らないんだけど。。。

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2014年03月13日

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