あらすじ
奇書『土葬の村』から5年!
日本に、最古の弔いの風習「風葬」が残っていた!!
琉球諸島に今も続く「風葬」や、
アイヌの「土葬」など伝統的な自然葬から、
1990年代に始まった「散骨、樹木葬」、
最近生まれたばかりの「循環葬」まで。
これは死後、土に還ることのできる葬地を訪ね、調査した、
弔いの記録である。
死んだら自然に還りたい!
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Posted by ブクログ
弔いの風習の専門家である高橋先生の新書が平積みされているのを発見して購入。土葬などの自然葬に興味があり、循環葬というのも気になって。
土に還ることが自然だ、という話の中で火葬が環境に悪影響をあたえているという話は、知らなかった。灯油の消費量(これは最近都市ガスや液化石油ガスに変わりつつあるらしい)や、二酸化炭素の量。
そういう話聞くとますます土葬されたいなあと思ったが、土葬する場所は限られているのと、やっていても地元民のためのものだったりする。
今回、骨を粉にして海士の地に撒くという葬送方法はとても魅力的に思えた。火葬をしたのちでも、自然にかえることができる。
アイヌの神様に対する考え。憑神のおかげと感謝するが、「アイヌの祈りを神様が受け取り領収書を発行してくれた」と表現から神と人間が対等な存在、と考察しているのが印象に残った。祈りを捧げなければならないと考えるのは絶対的上の存在だからと思っていたが、自分の人生のため、とか神様も祈りを必要としている、という考えはありだなあと思った。