あらすじ
とても変、なのになんだか幸福な、夢の中にいるみたいです。 穂村 弘
誰かを思い返すとき、それはすべて物語のようだと思う。
マンションの一風変わった住人たち。通う古い酒場で夜毎語られる常連の話。いつの間にか遠くなった学生時代。二匹とふたりで暮らす私が書き留めた日々の小景。
夫と二匹の猫と一緒に暮らしている横浜のマンションは築四十五年となかなか古い。どの駅からも微妙に遠い立地の上、あちこちの立て付けやら配管の調子などが多少悪くなってきた。しかし集合ポスト近くの花壇には常に季節の可愛らしい花が植えられ、静かな人々が生活していてとても暮らしやすい。先の新型コロナウィルスが猛威を振るっていた頃、今もちょうど座って原稿を書いているこの場所で、ある日突然、そうだもっと文章を書いてみようと思った。 武塙麻衣子
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Posted by ブクログ
夢なのか現実なのか、はたまたどっちでもなくて中間なのか。ふわふわして心地良い読後。
ご近所さんや同じマンションの住人との関わりが面白い。大きな出来事が起こるわけじゃないけれど、生活ってこんな感じ。