あらすじ
細部まで描かれた虫の様子や表情、動きに注目の一冊! 見ているだけでも楽しめる絵本です。がたん もにょん がたん もにょん。いもむしれっしゃは、虫のお客さん達を乗せ今日も元気に発車します。もうすぐ次の駅。「はらっぱだんち はらっぱだんちでございまーす」ブロックアパートに住んでいる虫達は続々と降りていきます。さて次は…。「のうえんまえ のうえんまえでございまーす」いもむしれっしゃは、駅にいるカナブンおじさんに元気よく声をかけました。次は真っ暗なトンネルの中。「つちっこよこちょう つちっこよこちょうでございまーす」モグラちかがいでは、ミミズソフトが売られ、カラオケ大会が開かれ、とってもにぎやかです。終点までもうすぐのところで、突然目の前に大グモが現れました。いもむしれっしゃも、お客さんも大きな悲鳴をあげましたが、かみきりレンジャーがとんできて、大グモをやっつけてくれました。
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Posted by ブクログ
虫は苦手な方だけど、この絵本はポップで細かい見どころ満載の絵が楽しい。隅々まで眺めてしまう。「がたん もにょん」の響きもクセになる。
ミミズが住人っぽく度々登場してくるにも関わらず、モグラ地下街でソフトクリームやパスタになって食べられてるのがシュールだなぁw
珍しく夫が読み聞かせをして自分は2歳6ヶ月の息子と聞く側へ。「見て、蝶の幼虫がいるよ」とか、かみきりレンジャー登場シーンでは「あぁカミキリムシの子どもが芋虫だからね」とか、自分には思いも寄らない虫の背景に迫る解説付きで虫大嫌いの息子も夢中になって見入っていた。
こういう男の子系の分野の魅力を引き出すのは父親が適任かもしれないなぁw