あらすじ
「かっこわるいよ! だいふくくん」 しずまりかえった よるの しょうてんがい… わがしやさんから こえがしますみずまんじゅうが いいました 「きみは からだが こなこなで あたりを こなだらけにしちゃうんだ みてみて ぼくの このからだ つやつや ぴかぴか きれいでしょ」かしわもちが いいました 「きみは いつでも はだかだね みてみて ぼくの このはっぱ とても おおきくて いかすでしょ」…かしわもちに続いて、くしあんだんごもコンペイトーもだいふくくんをバカにします。ところが、そんな和菓子たちをねらっているねずみがいました。ねずみが和菓子たちにおそいかかったときに、自分の身を犠牲にしてみんなを救ったのは、なんとだいふくくんでした。闘って傷ついただいふくくんのからだの中から、みんなの憧れの的のいちごが姿をあらわしました。ほんとうのかっこよさとは何かを問い掛ける絵本です。
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Posted by ブクログ
ぜんぜん、かっこ悪くなんかないんだよ。だいふくくんは、すごい人(?)だったんだよ。……最後の最後。だいふくくんの格好良さに思わずじーんときてしまいます。ラストのページに、私はじんわり。子供達もじっと聞いてくれたようです。しんみり、じんわり、ちょっと涙が……というお話を探しているかたには、絶対にオススメです。
Posted by ブクログ
『かっこわるいよ!』と
みんなに批判される真っ白で粉こな
ぶかっこうなだいふくクン。
いじめにも耐え、最後にはみんなを守り消えていく
だいふくくんに『いじめってどうなの?』と
問いかけているような本だと思います。
いろんな和菓子があるようにみんないろんな個性がある。
その一人ひとりを尊重しよう、と伝えたくなる1冊です。
Posted by ブクログ
和菓子のだいふくくんに教えられる、自己犠牲の愛・・・
娘は、「泣いてしまうから読まんといて」と。
最後のページ、だいふくくんの気持ちを描いているのかな。。。