あらすじ
倒産寸前から20年連続増収へ――再生の鍵は何だったのか?福岡県を中心にスーパーマーケットをチェーン展開するハローデイ。日本一見学者が多いスーパーとして知られ、同業者だけでなく異業者からの来訪も絶えない。経営危機を乗り越え、大躍進を続けるその原動力とは。加治社長本人が明らかにする。いろいろと手を広げるも、どれも失敗。ライバル店との熾烈な戦い。60億円の負債、傘を差して買い物をするスーパー。去っていく取引先、そして従業員……。そのとき、加治は何を思ったのか。「お元気様研修」「全体感動フォーラム」「ハロリンピック」など、他社にないユニークな取り組みは、どのようにして生まれたのか。「目標は、働きたい会社日本一です。そんな会社ならば絶対に潰れません」
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Posted by ブクログ
窮地に立ったからなのか
説得力のある内容と実践で、
ホントに考えさせられた。
作者は倒産仕掛けた会社の跡取りとして働きだし、
改革 改革 と従業員の悪いところのあら捜しをし始め
賛同できない多くの人が去っていく中で、
とある方に言われた一言から変わっていく
「相手が悪いというときにはどうやって指をさす?
逃げていったお取り先様や従業員に受かって、
お前が悪いと指差したときに、
中指と薬指と小指の三本はあんたを指してないか」
何か起これば人のせいにして 自分の責任ではない
この考え方から脱しようと努力しているつもりでも
これっって中々できることではなく
やっぱりその一瞬は自分が可愛いと思って行動してしまう。
そこの考え方を180度変えて、
誰々のせいだ!と人差し指でその人を指したとき
残りの中指 薬指 小指の3本は自分を向いていること
つまり、その悪さや責任の中に
自分の締める割合がだいぶ含まれているのではないか
という発想を持つこと
なかなかできることではないが、
できるようになりたいと そう思った。
人を褒め、人のいいところを探して伸ばし、
人の悪いところも個性だと受け取る。
これができるようになって
人が活かせるようになるのだろう。
人に対する思いにきちんと気付くこと
すごく大事なことだ!
何かに悩んだら、もう一度読み返す本だな
それと ハローデイ
今度行ったらいろいろと観察してみたいと思った。