あらすじ
東川篤哉・ユーモア学園ミステリの原点と言える〈鯉ケ窪学園〉シリーズ第1弾が、満を持して実業之日本社文庫から刊行!
「だんしがしんだいでしんだ」。回文もどきの第1声で始まった足跡なき密室殺人、続けて起きるアイドル高校生の失踪。
学園探偵部の3人と顧問の生物教師がお気楽に事件解決に乗り出すが、続々と個性派教師が現れて……!?
ベストセラー『放課後はミステリーとともに』を始めとするユーモア学園ミステリー〈鯉ケ窪学園〉シリーズ第1作長編。
「著者あとがき」をあらたに収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まず、ジャケットが日向坂46の濱岸ひよりさんで、思わず手に取ってしまいました。
口論が飛び交い、無駄に熱気だけある“学ばない”探偵たちが、事件だけはしっかりこなしてしまう物語です。
その矛盾と軽やかさに妙に引き込まれ、会話のテンポも良く、場面転換のキレもあって、読んでいてリズムが心地よく響きました。
謎の構造や動機に深さを期待すると“軽め”な印象は残りますが、読み終えた後には自然と肩の力が抜けて、「いい気分だな」と思えます。
現実の煩雑を一瞬忘れさせてくれる、そんな軽快さが魅力的な一冊でした。