【感想・ネタバレ】新聞記者が本音で答える「原発事故とメディアへの疑問」のレビュー

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東京新聞の論説委員の講演より

当時はまだ特報部のデスクでしたが、今は論説・編集委員となっていて中東問題にもお詳しい田原牧記者が2011年にクレヨンハウス社で講演した内容をもとに冊子化した本です。
当時は廃案になっていた共謀罪も成立してしまい、原子力災害に関しては緊急事態宣言は出たまま今に至っています。何も終わっていないし、既に原子力回帰の動きが出ているのにはウンザリします。結局、ムラ、内部の村民は反省などしませんので。
讀賣新聞、新入社員の研修でいい新聞だよと褒めている阿呆がいて、幾らなんでも馬鹿すぎると思いましたが、そういう方がフツーの会社人に近いのが現実です。
本文で田原氏も触れていますが、詰まるところ、自分たちの生き方、何をどう考えるか?を突き詰めないとならないのでしんどいのですが、内容はいささかも古びていないので、今からでも読んで欲しい冊子です。オススメです。

#深い

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2024年06月02日

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