あらすじ
【電子版限定書き下ろしミニ小説つき】すべての事件の糸を引いていた<宮>。玲雅(あきらまさ)は都の崩壊を食い止めるために宮の邸に向かう。そこで知ったのは、己の出生にまつわる衝撃の事実だった。一方、建御名方神(たけみなかたのかみ)を鎮めに諏訪へ向かった真澄は、結界を解かれて流れ込んできた負の念に呑みこまれそうになる。必死に祈りを捧げる真澄のもとに現れた“神”の正体は…!? 二人の後日談やスペシャルマンガも多数収録、これがほんとの大団円!!
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Posted by ブクログ
最終巻です。前巻からの続きの宮様との対決は3/5くらいで終わって、残りはおまけの短編とかまんがとかがあって、最後に近況報告の短編が入ってます。
宮様は、予想していたとおり、宮様と玲雅が血縁関係にあって、玲雅も「託宣の子」でした。玲雅は宮様との対決では、いやにあっさり自分の体を手放してしまってて、「え!真澄のことはいいの?」って感じでしたけど、離ればなれになってた真澄の元にいうには、この設定は必要だったのかな?
最終的には、帳尻合わせな感じがしないでもないですけど、宮様とも和解し、真澄と玲雅も結婚ってことみたいなんで、タイトルどおり、大団円ってところでしょうか。
ただ、結婚しても昼間は真澄で、夜は真子でいて欲しいって、ちょっと我が儘すぎませんか?玲雅さん。陰陽寮のみなさまにはばれていないみたいですけど、このままだと真子と結婚しながら、真澄とも付き合ってるって、両刀遣いの汚名がつきそうな感じがしました(^^ゞ
あと、宮様と郁子様のその後も見たかったです。あれだけダークな宮様が郁子様の前にタジタジになってるの意外とよかったんだけどなぁ。
おまけまんがより、そっちの方がよかったです。