あらすじ
戦国の荒野に「王子」降臨!!
「美気」
それは、限られた者しか持ちえない、無限の力。
あらゆる事象を魅了する、愛の力。
人々の希望を呼び起こし、様々な奇跡を具現化する超常の力――。
この宇宙のどこかには、そんな力をもった者もいる……。
ときは戦国。
空は哭き、地は痩せ、人心は乱れていた。この世は、正に地獄であった。
人々は、渇望していた。
この末世に、救済をもたらす存在を。正義を導く救世主を!
そして「王子」は舞い降りる。希望をもたらす光と共に。
あらゆる理不尽を覆す、麗しき「美気」に包まれて。
この地球に落ち延びた、母星の姫を捜すため、王子はこの地にやってきた。
着陸した「王子」に一目惚れした少年・鳶丸とともに、「王子」の「姫」を捜す旅が始まる。
金髪碧眼、長身痩躯の麗人は、戦国の世で何を為す?
行く先々で巻き込まれる事件の中で、王子は光を振りまき続ける。
全ては世のため人のため。
「でも、それじゃあ、王子の希望はどこにあるの……?」
隣の鳶丸は問いかける――。
超・新感覚☆時代劇!
ここに開幕!
第7回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
評価:☆4
ときは戦国。空は哭き、地は痩せ、人心は乱れていた。この世は、まさに地獄であった。そんな戦国の荒野に「王子」が降臨した!究極の美は、人々の心の光となって、この世を愛で埋め尽くす。美しすぎる時代劇、ここに降臨!!
話すだけで男の顔を火照らせるほどの美貌を持ち、意思持たぬ毛の毒針が王子を避け、動物達はみな王子の味方をし、敵の盗賊の首領ですら魅入らせる、超粒子美気エネルギーを放つ王子が戦乱の世で姫を探して奮闘する物語である。
もう何が起こっても、「あぁ、王子だからね」で済ませられる程の王子の王子っぷりに感服するしかないw
何を言っているのか分からないと思うが大丈夫、自分でもわけがわからんww
超粒子美気エネルギーを鏡で反射させて攻撃とか笑うよそりゃw
蛾彩のおっぱい瞳術も酷い。なんだよ千通りの乳房の振り方って(笑)
そんな感じのシュールギャグ小説って感じですかね。文体が非常に真面目なのでそれがまた笑えるw
ただ王子と対照的に描こうとしたのか、戦乱の世の中の有様がかなり重くてグロい。一部は映像化できないレベルでエグいし・・・もうちょっと軽めでも良かったんじゃないかなーって思う。
今までに読んだことのない感じの小説だったので楽しかったけど、これ2巻もこの調子なのかな?ちょっとキツそうな気もする(笑)