あらすじ
広島に落とされた原爆によって家族を失った悲しみ,戦争への怒り,そして平和への願いから生まれた不朽の名作『はだしのゲン』.今も世代を越えて読まれ続けているマンガに託された人間賛歌とはどのようなものだったのか? いかにしてヒロシマの記憶を若い世代へと語りつぐのか? 著者の思いを伝える.
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Posted by ブクログ
はだしのゲンの作者、中沢啓治の言葉。
体験者として伝えたい、知らせたい、そして二度とおきて欲しくないという強い思いが、穏やかな口調で語られる。
テニアン(エノラ・ゲイの出発地)の高校生が広島に来て、自分たちの住む場所からあんなものが飛んでいったなんてとショックを受けていた(という報道を見た)というエピソードが印象に残った。
先日見たドキュメンタリー映画で、沖縄の人が同じことを言っていた。自分たちの島からイラクへ爆弾を落としにいく飛行機が出発していくのをやめさせたいと。
認識するのが容易な被害さえも忘れがちな社会では、間接的な加害者になることはもっとたやすい。
うかうか加害者になるのも被害者になるのも嫌だから、まずは知るところから始めないと。