あらすじ
芸人を辞めた瞬間、人は「元芸人」になる。
ダウンタウンをはじめとする稀代のテレビスターたちに憧れ、
テレビに出て、それでも舞台を降りた19人。
彼らが語るのは失敗談ではない。
夢を追った“その後”の、あまりにリアルな人生だ。
芸人を辞めた日から、人生は本当に始まったのかもしれない――。
放送作家・タレントの「野々村友紀子」から
「とにかく明るい安村」の元相方まで、
計19人の芸人時代とセカンドキャリアを収録。
「芸人廃業」というネガティブなタイトルですが、
決して公開や恨み言ばかりを綴った本ではありません。
人生を賭けて夢に挑み、大きな壁に阻まれ当たって砕けた人たちが、
また新たな道を見つけて力強く生きていく、
リアルな再生のドキュメンタリーだと思っています。
これを読んでくださった皆さんの、心に残る何かがあれば幸いです。
■目次
・芸人廃業 野々村友紀子
・芸人廃業 松尾陽介(ザブングル)
・芸人廃業 樋口和之/猿橋英之(5番6番)
・芸人廃業 竹内幸輔(あばれヌンチャク)
・芸人廃業 吉本峰之(ストリーク)
・芸人廃業 後藤秀樹(シェイクダウン)
・芸人廃業 くり(アームストロング)
・芸人廃業 田上よしえ(ピン芸人)
・芸人廃業 望月リョーマ(えんにち)
・芸人廃業 マンボウやしろ(カリカ)
・芸人廃業 林よしはる(カリカ)
・芸人廃業 桜田ゆみ(島田夫妻)
・芸人廃業 吉田寛(ピーマンズスタンダード)
・芸人廃業 渡辺敬介(ぼれろ)
・芸人廃業 小澤慎一朗(ピスタチオ)
・芸人廃業 木部信彦(ビッキーズ)
・芸人廃業 山田能龍
・芸人廃業 南郷伯爵(プラスチックゴーゴー)
■著者 藤井ペイジ(飛石連休)
1972年3月12日生まれ。大阪出身。
1994年4月、高校の同級生と大阪NSCの13期に入学し「ミシマフジイ」を結成。
コンビ解散後に単身上京し、1999年11月に現在の相方である岩見と「飛石連休」を結成。
サンミュージックに所属。
主な出演番組はNHK「爆笑オンエアバトル」など。
「M−1グランプリ」の準決勝に5回出演したことと
「笑っていいとも」に2回出演したことが小さな自慢。
現在は「浅草漫才協会」にも所属し、都内のお笑いライブや寄席に出演するかたわら、
ユーチューブ「ペイジちゃんねる」に現役の芸人や辞めた芸人へのインタビュー動画をアップし続けている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
野村克也さんの有名な言葉で勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議な負けなしというような意味合いの言葉がある。
この言葉の通り、成功には再現性はないけれども、失敗にはある程度の再現性があると私も思う。
常日頃私たちが目にする本や記事はどれも勝った人間の残したものが多く、負けた人の負けた理由を記した本はなかなかない。
そんな中で本書は負けた人が負けた理由、どうすれば勝つ確率を上げられたのか、なぜそれが現役の時にできなかったのかなどを色々な人の観点から教えてくれる。
これは芸人さんにだけ限った話ではなく、かなり汎用性が高くとても参考になった。
あと、藤井さんのフォーマットがブレずに余計な自分語りも入れないので読みやすい上にまとめ方もうまく、オチもきれい。
さすが芸人さんだなと思いました。