【感想・ネタバレ】「やめられない」心理学-不健康な習慣はなぜ心地よいのかのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が思っていた内容とは違った。
「やめられない」心理学と書かれていたけど、
依存症などをもっと詳しく深ぼる感じではなかった。
心理学の中でも「健康」に関していろんな学問に分かれていることが書かれている印象だった。
ただストレスとコーピングに関して改めて思ったことは、
人はやっぱり自己コントロールができるものに対して希望が持てるんだということだ。
つまり、ストレスそのものを考えるよりも、
自分はどうしていきたいのか?という未来をイメージして、更に細分化してスモールステップで行動していくことで、自己効力感が育っていき、
ストレスに対しても「自分でコントロールできるんだ」と思うと、
ストレス自体の見え方も変わってくる。
結果、ストレスに対してそこまで反応しなくなったり、克服できたりする。
コーピングリストも、ただストレスを発散させるような、軽減するような行動だけではなくて、
ストレスに対する考え方や自分の認知の癖など、
認知のアプローチもとても大事だなと思った。
そもそも、やめられないものがある時に、
その行動をすることで何を得ているのか?というメリットに目を向けて、
そこを言語化できると、
代替え案を考えることができる。
あとは、ちょっと内容とはそれるけど、
やめたい行動があった時に、
「〇〇をしない!」と思った時点で脳はその行動をイメージしてしまっているので、
潜在意識的観点から見ていても、やってはいけないと思っていることを実行しようとしてしまう。
ここでも、未来への自分のなりたい姿、こうありたい状態をイメージすることが大切だ。
未来へのなりたい姿のイメージというのは本当に思っている以上に自分の行動に影響がある。
ダイエット中でケーキを食べない!という決意より、果物を食べる!(完全に行動を止めるのではなくてスモールステップの代替え案から自信をつけていく)とかの方がよっぽどダイエットも成功しやすいのではないかなと思った。
(人によってのイメージの影響は様々なので、イメージの仕方は真剣に考えたほうがいいけど)
もう少し本からの学びが欲しかったが、今の時点では自分がそこまで興味が湧かなかったことも原因かな?
文章が頭の中に入ってくるのかこないのか、そんな事も本によって毎回違うのでこれもまた面白いな。(本の内容とは関係ないけど(笑))
人の心は面白い。
もっと理解を深められたらいいな。


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2024年03月17日

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