あらすじ
ある日キャサリンが出会った、青い目を持つハンサムな男性リー。ふたりはたちまち熱烈な恋に落ち付き合いはじめた。その四年後、彼女は常に不安にさいなまれ、他人を警戒し、自室の錠が下りているか執拗に確認する日々を送っている。彼女とリーのあいだにいったい何が? そして、キャサリンがついに立ち直ろうと決めたとき一本の電話が彼女のすべてを脅かす……イギリスで一大ベストセラーとなった息もつかせぬ傑作サスペンス登場。
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Posted by ブクログ
淡々とした中に、少しずつ追い詰められるゾッとした怖さがある。
むしろラストの動きがある場面はもの足りず、中盤が一番面白かった。
女性作家らしい、女友達のいやらしさもよかった。
Posted by ブクログ
理想的な男性と出会い恋に落ちるが、その男が日に日にDV男になっていく、サスペンス。
長編だけど、書き方がうまく、久しぶりにページをめくるてが止まらなかった。過去の回想と現在をクロスさせて書かれており、恐怖感があおられて良かった。
Posted by ブクログ
PTSD、強迫神経症をわずらいながらも克服に向かう現在と、サイコパス的な恋人に追い詰められていく過去とが交互に語られていきます。
後味悪くないですし、過去の経過も読んでるこちらが辛くなるほどではなく、ヒロインが傷を徐々にいやし立ち向かっていくさまにはカタルシスがありました。その分、ややドラマチックさは薄れているかも。
自分の趣味どんぴしゃという感じではなく星3.5~4くらい。