【感想・ネタバレ】涙と花札―韓流と日流のあいだで―のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年07月13日

日米韓を飛び回り、日米の大学で教鞭をとれるまでの努力は頭が下がるものがある.「日本から韓国が多くのことを学んだように、今韓国からも日本が学ぶところもあるのではないだろうか」という言葉は、日本を内部から見ることの出来る韓国人の発言と言えるので、今後の日韓関係を正常にするためにキーワードのような気がする...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年10月05日

副題の「韓流と日流のあいだで」にひかれて読んだ。が、内容は果たしてそれにふさわしいと言えるのか。意地悪い言い方をすれば、「勝ち組」家庭に生まれ育った才色兼備の野心的な韓国人女性が、その環境を生かしながら、韓日米を渡り歩いて「勝ち組」人生を歩んできた半生記である。もちろんその恵まれた家庭環境を変に隠す...続きを読むのも嫌らしいし、それは書いてもらった著者のことがよりわかるのでよいのだが、それにしても、これだけ自身の才能、外見、家庭の素晴らしさについて何のてらいもなく並べられると、著者にその気は無くても、自慢話はもういい、という気分になる。下々の者のやっかみをかきたてる本であることは間違いない。ただ、もちろんある一人の韓国人エリート女性の目に映った、韓日米それぞれの社会像を知る資料としては有用である。例えば、かつて韓国では、日本は北朝鮮と関係の深い国と考えられていたとか。なお、韓国は日本よりもはるかに家族の結びつきやバックアップが強いという指摘については、著者の家族がセレブすぎて、そりゃあなたの家はそうでしょう、という気がして、素直には飲み込めなかった。

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