あらすじ
戦争でインフラが破壊され、流通が損なわれたままのコンゴの森林の村。そこを調査の拠点とする人類学者たちが、地域住民とともに河川舟運による新たな流通手段の開設に乗り出した――。
はたして商品は無事にコンゴ河沿いの都市に届くのか?波瀾万丈のプロジェクトの記録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
京都大学およびその卒業生にはコンゴ民主共和国をフィールドとする人類学者ボノボなどの霊長類の研究者たちがいる。彼の地では1996年から2002年に渡りコンゴ戦争あり国内の交通網が正常に機能しなくなっていしま待っている。そこで研究者たちは積極的に地域の住民と関わり、分断された道に変わる河での流通が可能であることを実証し、持続的に住民が経済的利益を得らる様社会を変革するプロジェクトが行われた。この本は2017年9月800キロに及ぶ河での公益が可能であることを日本の研究者と、現地住民が協力して試みの記録である。
この本ではコンゴ民主共和国のインフラ、猟のやり方、地域社会でのルールと禁忌、食べ物、ボノボ研究のようなどプロジェクトに関わった人たち8名の著者からなる共同執筆の本である。
どの話も面白く、人間の普遍的な一面とコンゴならではの面が万華鏡の様に立ち現れる非常に読み応えのある本だった。