【感想・ネタバレ】パラダイスバードのレビュー

佐藤明機

月の出モール街で古書店を経営する美野さんの元に集まってくる奇妙な人々。さらにそのモール街には謎の「裏側」があって!? 阿佐ヶ谷の商店街を舞台に、美女や妖怪、ネコたちが入り乱れ、やがて異界への「扉」が開く!! 伝説のＳＦ漫画家・佐藤明機がついに動き出す!! 「＠バンチ」連載分に加え、「ピアニッシモ」連載の第1部、さらに幻の作品だった「家出王国」も収録した完全版。同じく未収録の短編や描き下ろし外伝、4コマ「日本気配」も収録します!!

[ブクログ · ★★★★★]

帯に書いてありますが15年ぶりの新刊だそうで。

セリフやコマ割りが独特で、かなり省略して表現してる部分もあるので、
1ページづつ噛み砕きながら読んでいくような感じでした。

単行本はこれを含め三冊しか出ていませんが、
熱心なファンがいるのも読んでみて納得、本当に良本。

90年代の過去作品は既に絶版（2000年代に復刊した方も絶版）していますが、そちらもなんとか入手して読みたくなりました。