あらすじ
「アルトゥル・ショーペンハウアーは私が誇りとする厳格な教師である」
――フリードリヒ・ニーチェ
本書は、百年以上前のドイツでショーペンハウアーがたどり着いた人生哲学の中でも、現代に生かせる「大切な教え」を網羅しました。優しくも力強い彼の思想は、きっとあなたの毎日に花を添え、自由な感性を育て、生きるための大切な指針となることでしょう。
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Posted by ブクログ
100年以上前のドイツ。心理学者:ショーペンハウアーが、競争社会の中でどうしたら苦しみを抜け出せるために、幸福について「人に所有するもの」「他人への印象の与え方」「人のあり方」の3つを考え・分類した。現代の幸な生き方をするための「大切な教え」が238の処世訓が書かれている。
Posted by ブクログ
1ページに1つの言葉があって
とっても読みやすかった
同じようなコト?って思うとこもあったけど
確かに。 って思うところも多くて
凹んだ時とかなんとなーく読むには良いかも。
Posted by ブクログ
生きていく上での238の格言集。
こういった本を読むと約200年前と言えども、人間の生き方の根底というものは不変なものだと感じる。
この格言の中で残しておきたいものを以下に記述しておこう。
・人間は「自分の身の丈以上」の見方はできない。つまり、自分自身に備わっている以上のものを、他人の中に見出すことはできないのである。
・自分がすべきこと、あるいはしないでおくことについて、他人を手本にしてはならない。境遇や事情が同じであることは決してないうえに、それぞれの性格の違いが、行動に独自の色合いを与えるからである。
後8個ほど書きたかったが、一つ一つが長いので割愛します。
Posted by ブクログ
いろいろな教えがあったが、ショーペンハウアーの孤独に対する考え方がなんか人柄が滲み出ていてちょっとおもしろかった。
頭がいい人は孤独だとか?孤独は他人に煩わされることがないからいい、とかいう内容だったかな。
人間は生きる時も死ぬ時も一人。自分と会話する時間が最も大切ということは理解できる。人の悩みは人間関係ともいう反面、一人では生きていけないともいう。
他人との関わりはどんなときでも必要になるのだから、孤独を嫌うことなく、自分に向き合い思考する時間を持つことも大事、ということだろうな。
バランスか。うつ病になってからは、極端に孤独に向き合ってるけどなぁ